私たちは、過去にうまくいったことに”囚われる”事が多い
それに囚われすぎて成長できない人も多い
以前はこれでうまくいったからいいんだ!なんて・・・
再現可能で反復性のある「こうすればうまくいく」を
自覚しておくことは重要でしょう。
「こうすればうまくいく」を体験的に学び反復すると、
その感覚が強化されていく。
小さな子どもが、遊んだ後のおもちゃを箱に片付けることができたら、
「片付けができたね、えらいね」と褒めてあげる。
すると、次回もきっちりと
片付けようと考えるようになったりする。
うまくできたこと・成功体験は繰り返すほどに強化され、
その人の根っことなる自信や自己肯定感を育てていく。
だからといって、「今回うまくいったから、
次回もうまくいく」とは限らないのが現実でしょう。
その事に気付き、目指したいゴールと現状を冷静に判断し、
変えるべきものと残すべきものを判断する必要があるということだ。
取り組み慣れた行動には安心感がある。
こうすればうまくいく、とわかっているのだから。
しかし、その行動は「今(そして過去)はうまくいく」行動で
あることをよく理解しておく必要がありそうです。
未来に設定したゴールは、今まで達成したことがないゴールのはず。
ゴール設定を考えるときに、その視線を「現状と過去」
に戻してしまう人が多い
現実から行動を考えても、まさに「現実的」な行動しか
思い浮かばない。
それが”囚われている”という状態なのかな。
視線を未来に向け、未来のゴール・理想に基準を
置いて行動を考えてみましょう。