本日は節分ですね。
恵方巻を食べて豆まきする方も多いのではないでしょうか?
じゃあ節分とは?
季「節」を「分」けるということで節分と言うんですね。
季節を分けるということは日本には四季がありますので
実は年に4回あります。
本来は「立春、立夏、立秋、立冬」の前日をすべて節分と言うんです。
なぜ立春の前日だけ節分と呼んでいるのか?
立春が旧暦で正月のような扱いをされていたからのようです。
立春になると暦の上では
冬から春に変わり、春というのは一年の始まりを表しています
年賀状なんかも迎春って賀詞が使われますもんね。
立春が正月のような扱いならば前日の節分は大晦日のようなものですね。
出雲地方では節分に「節分そば」を食べる風習が残っている所もあるようです。
なぜ豆まき?
起源は中国から伝わったもので、平安時代に行われたそうです。
「悪鬼を追い払う儀式」に由来していて室町時代から鬼を追い払うための儀式に
変わっていって、一般に広がったと言われています。
・米や豆などの穀物には邪気を祓うちからがそなわっていた。
・豆は「魔目:鬼(魔)の目に投げつける。」「魔滅:魔を滅する力がある」と考えられていた。
恵方巻
その年の恵方(幸運を招く方角)を向き、願い事をしながら黙って太巻きを丸かじりする
もともとは関西地方で行われていたものだが、今やすっかり日本の風習となりつつある。実はこの「全国区化」には「セブン-イレブン」が大きく貢献したとされている。
全国の家庭に出てきたのは1998年本当につい最近の事ですね。
恵方巻の起源には諸説あるが、主流となっているのは、江戸末期に大阪・船場の商人が商売繁盛などを祈願する風習として始めたというもの。
ちなみに恵方巻の販売自体は、セブン-イレブンよりもファミリーマートのほうが先だったようですが、全国販売はコンビニではセブン-イレブンがいち早く始めたようです。
関西での風習の定着には、大阪海苔協同組合のPR展開によるもののようです。
寿司業界ではなく海苔業界なんですね。
2006年1月26日の佐賀新聞朝刊に掲載された「ミツカン」による恵方巻きの経済効果の試算では、2006(平成18)年の時点で既に恵方巻きの経済効果は140億円以上だったそうです。さらに、記念日文化研究所によれば、一昨年の市場規模はなんと推計540億円! バレンタインデーが推計1250億円とのことなので、その半分近くにもなるようです。
2018年の恵方は南南東のようです。
無理せず楽しんでください。