まだ他にもありますので続き

 

高血圧

東京都健康長寿医療センター顧問で、高血圧の名医と呼ばれる医者が言うには

 

「特に高齢者は、脳や心臓の血流が弱くなると命にかかわるので

『血圧は高めでもよい』という考え方が一般的でした。

その一方で、私のように高齢者も高血圧治療をしましょう

という考え方もあり、ずっと対立してきた」

ひと昔前なら高血圧は「年齢+90」ないし、160だったが、

'08年に日本高血圧学会の基準値が130に引き下げられたことで、

高血圧患者が一気に増大。

 

2年前に欧米で1万人を対象にした大規模な試験が行われ、

血圧を120以下にしたほうが、圧倒的に心不全や突然死が少ないことがわかった

高齢者になると血圧はどうしても高くなりますが、

それでも140以上の人は血圧を下げたほうがいい。

いまはこれが専門医の常識のようです」

とはいえ、数値を下げるために、むやみに降圧剤を飲むのは危険だ。

「患者さんにとって最終的には薬を最小限にとどめるのが理想です。

特に高齢者はたくさんの薬を飲み続けることでの副作用も心配される。

しかし、そんなことを考えもせずに漫然と薬を出し続ける医師もいます。

 

腰痛

腰痛の原因は、仙腸関節(骨盤の後ろにある関節)のゆがみにある――。

「この常識を知らない医者があまりに多い」と、整形外科医が言います

 

「仙腸関節が怪しいと言われるようになって、まだ10年くらいなので、

熱心な先生は勉強しているのでよく知っていますが、そうでない医者はまったく知りません。

そういう古い知識のままの医者は、ヘルニアによる

神経の圧迫が腰痛の原因だという旧来の診断をしている。

しかし、実際に神経圧迫によって起こる腰痛は2~3%なんです。

そのため手術をしても痛みが消えず、痛み止めを飲んだり、

効果のないリハビリをしたりして、治らない治療を延々と続けてしまっている」

 

では、なぜ腰痛は誤診が多いのか。それは「腰痛はMRI(画像診断)で分かる」

という旧来の常識が、いまだに整形外科医の間には根強く残っているからだ。

「英国の調査によれば、『MRIが腰痛治療の改善に寄与していない』という結果が

20年前から出ています。ところが、日本ではMRIが大普及してしまったものですから、

『MRIが証拠だ』という頭で手術をすすめる整形外科医が多い。

きちんと触診もせずに、一足飛びに画像に頼った診断をするから誤診が起こるのです。

痛みはMRIに写らない。これがMRIで腰痛を診断できない最大の理由です」

 

とにかくMRIをすすめてくる病院は、疑ってかかったほうがよさそうだ。

儲けのために無駄な検査を行っている病院も実際にある。

すぐレントゲン撮る医者ばかりですよね。明らかに骨がどうこうの症状じゃなくても・・・

 

腰痛の原因が仙腸関節だけじゃない場合もたたありますけどね。

 

実際に仙腸関節に原因がある!といって治せる方が少ないし、

AKA(関節運動学的アプローチ)で治しますとうたっていても

症状取れない場合も多い

 

腰痛の原因は仙腸関節だ!ってだけも危ないです!

 

 

リウマチ

「10~15年以上前はステップアップセラピーという、軽めの薬から始めて、

だんだんと強い薬に変えていく治療が常識でした。

しかし、それではリウマチの急激な進行に対応できず、症状を抑えきれない。

 

「リウマチかどうかを調べるには血液検査を行い、

リウマチ因子と抗CCP抗体の数値の両方を調べる必要があります。

 

ところが、片方しか調べていなかったり、

そもそも抗CCP抗体を知らない先生もいる。

この検査が広く知られるようになったのは10年ほど前のことなので、

それより前に医学部を卒業した医師は、

自分で勉強していないと見落としてしまうのです」

 

最新の情報を知っているかいないかで大きく治療法は変わってくる。

一度、自分の担当医にいまの常識を尋ねてみてはいかがでしょうか?

どんな答えが返ってくるかで、不勉強な医者かそうでないかが分かるんじゃないでしょうか。

 

いまだにお医者さんに何か聞いたり意見したりするのが

失礼だと思っている「お医者様!」ハハ-って人います。

見捨てられる、見てもらえなくなるって思ってますよね。

確かに俺の言う通りにしろ意見するなみたいな大柄な医者もいます。

自分の事ですからしっかり見極めましょう!