昨日、平成30年度の税制改正大綱が発表されました。
個人所得課税見直しとして、
→給与所得控除の上限額を
「給与収入 850 万円以上なら 195 万円」
になるという部分です。
ザックリ言うと、
「年収850万超の高収入ゾーンの先生は
税金が増えることが決まりましたよ!」
ということです。
要は、税金は取れそうな所から取る、
個人で稼げば稼ぐほど取られるということです。
年収850万以上貰っている人は全体の4%程度と言われています。
残りの96%の国民には関係ない話なので、
政府の中でも反対する人は少ないようです。
なぜなら、選挙の時は、
年収850万円の人の1票も、
年収100万円の人の1票も、
同じ重みの1票だからです。
政治家としては、
年収850万円超(4%)の少数意見よりも、
年収850万未満(96%)の大多数の意見を
重視せざるを得ないわけです。
頑張って年収を上げても、
ガッツリ税金で取られるとなると、
日本経済の活力を削ぐ方向に
なってしまうのではないかと感じます・・・
100年続く老舗の話(秘訣)続き
江戸中期の農民出身で商家に奉公もした
思想家が唱えた「商人道」
江戸時代数多くの商家の家訓の基礎となりました
「腹八分目商法」
「大きくするな」
「損せざるを以て大いなる儲けと知る可し」
「王道を歩め」
「中庸ほどよし」
「先義後利」 などなど
要は「欲は出すな」
もともと日本の商業は功利主義より
精神主義に立脚していた
誠実や公正、博愛など道徳を重んじ
利益より信頼優先の人間性を求めていた
江戸時代、大火事や地震などの災害で
いち早く庶民を救済し復興に尽力したのは
多くの商人たち!
時代劇で商人が悪役になることが多く
江戸時代の商人に悪人のイメージがついた。
「お代官様」「そちもワルよのぉ~」
てな感じで!
企業理念を長く伝えるのは非常に難しいと思います。
企業はどうしても儲けに走ってしまう
目先の利益を追いがちになる
それをいかに抑えて、正しく、先を見通し
しっかりした道を歩めるかも一つのカギでしょうか?
続く