もうすぐ毎年恒例「ホノルルマラソン」がスタートしますね。
参加したことはないのですが、ニュースで
いつも見てます。
本日は
個人商店が成長と拡大という悪魔の囁きに
耳を傾けだすと地獄に落ちる!
続きです。
日本の地方都市の商店街が寂れて
シャッター通りになったのか?
個人商店主がみんな成長と拡大を目指したから?
1980年代アメリカや流通大手からの圧力で
小売業の規制を緩和
小売りへの新規参入や店舗の大型化
地方出店が激増!
体力を奪われた地方都市の
商店街への対策で国は商店街の
活性化事業を推進!
進出してくる大型店に対抗せよ!と
大きく美しくより便利な商店街に
再生させるために、莫大な補助金を
バラ撒いた。
商店街組合が乗っかり全国に画一的な
アーケードが誕生!
ところが、これが衰退の引き金に・・・・
補助金といっても開発費の全額を
出してもらえるわけではない。
よくて3分の1、残りは自治体と商店街の
自己負担。
自治体は税金なので痛くも痒くもない
商店街の負担はほぼ借入金!
商店主は建設の分担金を借金で工面
さらに自宅兼店舗の改築も迫られ
この費用も借金!
二重に背負った借金を返済するため
売り場を大きく、在庫を積んで売上増を図る
市場規模を超えた売上計画
達成できるわけもなく、借入金の返済が
経営を圧迫していき、見切りをつけた商店が
次々と廃業していく・・・・
身の丈を超えた成長と拡大を目指したことが原因
国の活性化事業でバラ色の未来どころか
とんだ貧乏神を招き入れてしまった。
このせいで日本の将来が暗いものになっていく・・・
続く