今日は立春ですね。暦の上では冬になりましたが暖かいですね。
生命保険の続きです。
日本人が知らないお金に関する謎!
保険のカラクリ!
日本国内における生命保険の世帯加入率は9割、
一世帯あたりの平均支払額は年間40万円
市場規模40兆円に及ぶ
日本は世界屈指の保険大国!
しかし、「入っているけど知らない」「よくわからない」
これが日本の保険の事情ではないでしょうか?
生保は価値が高い、生保は儲かるいい商売である。
ではなぜ生命保険会社は儲かるのか?
生命保険は戦前まではさほど大きな市場ではなかった。
爆発的に広まったのは敗戦後。
わりと最近ですね。
経済は超インフレ1945年から3年7か月で物価は8倍に
食べていくのがやっとの時代で生命保険への加入が激減するのは当然で
各社は低額で入れる月払いプランを開始し生き残りを図る。
普通は停滞するはずが逆に大ブレイクしていく
なぜか?
時代は昭和40年代
ニッセイのおばちゃん自転車で~いつも笑顔をおいてった♬
当時のCMです。
生保レディが自転車で各地域を回りそこで暮らす人達と親しい関係である。
生保レディはこんなに愛されているという企業イメージ戦略の1つ
日本人は情緒に弱いですからね。いい人、頑張ってる人に接すると情に流されてしまう。
すると商品内容がいまいち理解できなくても営業マンの人柄を信頼して契約してしまう
「わからないものは人で売れ」ですかね。
でも中身を説明しないで売るのは不可能なのでセールストークを編み出す!
それが「保険は貯蓄」!
日本人は「貯蓄」「貯金」に弱いですから。
「死亡保障」のついた貯蓄として売り込みをかけた。
当時は金利が7%~10%もついたので消費者も安心してどんどん加入
こうして頑張る生保レディと鉄板トークの最強タッグが誕生!
契約数は飛躍的に伸びて保険会社にどんどんお金が入る
そしてお金が集まるところを素早く見つけ国民のお金を回収してまわる国が出動!
加入者のお金を生命保険会社が集める、国は生命保険会社に日本国債を買わせる
加入者・生保・国が一つに繋がりお金が回るシステムの完成!
郵便局や銀行預金のお金の流れと同じですね。
安定した保険会社に見えますが頭痛のタネが、
専属営業マンのなどのコスト面の仕組みと利益を上げなければいけない問題が!
そこで考えたのが「商品のブラックボックス化!」
続く