投資と貯蓄について

 

投資とは

金融による投資

 「リスクを取りながらもお金でお金を働かせて資産を増やすこと」

 

経済学による投資 

・設備投資

・住宅投資

・在庫投資

「世の中にモノを生み出し、経済活動に協力すること」

投資の簡単な説明です。

 

 

貯蓄とは

財貨をたくわえること。また、その財貨。

 所得のうち、消費されないで残った部分。

 

日本人はなぜ貯金好きが多いのか?

実は日中戦争から太平洋戦争その前までは日本人は投資が盛んだったとも言われています。(詳しくは今度で)

それがなぜ?

日中戦争から太平洋戦争へ突入して行くこの時に貯蓄の国に変わった。

「戦争に勝つために国民はせっせと貯金せよ」というお達しが出たんですね。

この時の日本は戦費調達にとても困っていた。当時の大蔵省は苦肉の策として昭和13年「国民貯蓄奨励局」を設立して国を挙げての貯蓄奨励キャンペーンを展開した。

 

”貯金しない非国民”というレッテルを貼られることを恐れ国民の多くは手持ちの現金をせっせと金融機関に貯金した

集められたお金は国債の引き受けに回され、軍事産業には無担保で融資された
国は国債を売ったお金で軍人に給料を払い、武器を買い、さらに国債の償還にも充てたのです
戦争が長期化するともっと資金が必要となり、昭和16年には”国民貯蓄組合法」という法律まで作って全国民に貯金を強制した
「国民の財産をすべて投入したにもかかわらず結果は敗戦に終わる」
「大量発行した国債は紙くず、国は無一文になり破綻した」

 

戦後早急に国を建て直さなくてはならず、政府はまた同じ手法と使う

「国民に貯金せよって」ってね。

全国津々浦々に張り巡らされた郵便局ネットワークは国営の集金マシーンとなってお金を掻き集めその資金で国は公共事業を後押ししたインフラが整備され産業も再開し戦後の復興

太平洋戦争中からなので80年ぐらい貯金し続けた国民はお金は金融機関に預けるものという習性がすっかり体に染み着いた。

これは国にとっては都合がいい。日本は税収だけでは足りない分を国民の預金、
正確には銀行が国民から預かったお金で購入している国債のお金を使って政策を
行っているわけですので、国としてはやはり自由に使えるお金のある今の貯金体質の
日本人思考がいい、というわけです。

 

国の政策による影響が強いことが伺えますね。

マイホームを持つなんかもそれっぽいですがいつかの機会にしたいと思います。

 

つい72年前に一度日本も国債が紙くずになり、国が無一文になり破綻を経験しているので、今後絶対破綻しない、なんてことはないのではないでしょうか?

日本円の価値が0に近づくにつれ紙くずに近づいていく。現実問題起こりうると考えておく必要があると思います。

 

国が助けてくれる!国はそんな馬鹿じゃない!

本当にそうでしょうか?世の中絶対はない!と思います。