2/20は橋本奈々未の誕生日であり、卒業ライブをした日である。
あれから(2017年)2年。
さいたまスーパーアリーナでのあの緑の風景は未だに忘れられない。
現在乃木坂46の人気のブーストをあげたのは間違いなくななみんである。『インフルエンサー』の前の『サヨナラの意味』でブーストがあがり、認知度が徐々に増えた。
ななみんは時折誤解されやすい。冷たそうだが、実は暖かい。メンバー思いで、未央奈がまだ研修生でセンターに抜擢されたときまいやんにも未央奈にも寄り添えた。
そして今では飛鳥頼りだが、まだ人気がいまいちだった飛鳥を未来のエースになると目をかけていたのはななみんである。
鋭い洞察力とフラットな包容力は彼女ならでは。
もともとは2015年夏、『初森ベマーズ』というドラマをみたのがきっかけだ。
当時は生駒と七瀬、若月、かりんしか知らないレベルでまいやんやいくちゃんも当然知らない。
それから約4年。当時は新参だったが、もうやや古参よりだ。
橋本奈々未を忘れられない人をネット界隈では、「ななみん亡霊」というらしい。
あんなに佇まいが美しいと思う人はアイドルでは、もう現れないだろう。
現在の乃木坂46も悪くはない。いやむしろスゴい。
しかしノスタルジーなことを言えば、あの2015年~2016年くらいの時期はどんどんパワーが上がっていく感じやライブでの一体感の良さとか今では味わえないんじゃないかなとも。
今はよくも悪くも卒業生ラッシュ。思い入れも多い。
彼女達から学ぶことは卒業があると「辞めないで」という圧倒的な魅力と「お疲れ様でした」というエールの2つのポジティブと言える。
私はそうなれるだろうか。。
なれなきゃ価値がないとは思わないが、そういう気概で生きてきたい。
優人は、現実の厳しさを噛み締めながらそう言い聞かせるしかなかった。