久しぶりに怖い夢見たわあ
友達とあたし2人で学校でグダグダしてて、もう次の授業行かなきゃってなって、あたしの前に友達、あたしは友達の後ろにいて、一列な感じで走ってた
あたしと友達の間にはだいぶ距離があった
友達がガラッと教室から廊下に続く扉を開いた瞬間に固まった
開けた向こうに、女の子一人立っていた
あたしは良く見えなかったが、目がくりっとして可愛い子だった

その女の子を見た瞬間、急に友達が逆方向に走りだし、机の下にしゃがみこみ、頭を抱えた
すごく恐ろしそうな顔をして
友達はあたしの顔を見て、行っては行けない。
と、そう目で訴え掛けてくれた。あの女の子はヤバい

あたしは、良く分からなかったが、ヤバいことだけが肌で感じ取られたので、無我夢中で逃げた

そして、もう一人別の友達がグダグダしてた教室に入り、こんな事があった、と話した

その友達は「それはきっとコレのことだろう」と言って手渡してくれたのは“妖怪百科”と書かれた本の一ページ。
“目玉を喰らう女”という見出し

そこに書かれていたのは
外見は非常に愛嬌のある目が大きい女の子。
しかし、彼女と目が合った途端に目は棒みたいなもので打ち抜かれ、打ち抜いた目玉を食べるという


それを読んであたしは急にゾッとした。
あのときに友達があたしに行っては行けないと教えてくれなかったら、あたしの目玉はなかったのだから…


しかし、今もその妖怪は学校をうろうろしている。
直にこの教室にも来るかも知れない、逃げようと友達に言ったが、目を合わせなければ大丈夫、と言って雑誌を読んでいた


しばらくしたら、教室の扉がガラッと開いた
ここは次授業がない教室なので、誰か来るはずもない…まぁ、サボりの人や授業がない人がたまる為に来るのは別だが

そんな理由もあって、普通の人なのか、あの女の子なのか分からず、とにかくずっと目をつぶっていた

コツコツ…と足音が近づく……コツコツがあたしたちの目の前で止まった
あたしは目を少し開けた
女の子の足首が見えた
あたしたちの目の前に立って、じっとあたしたちを見ているようだった

その針を刺すような視線は目をつぶっていながら痛い程伝わった

……そこで目が覚めました笑