私自身の子育てを振り返って思う事は


《私がなんとかしなければ》


と、いつもどこかで不安だったのではないか?という事だ。



息子に対しては特に1人目だった事もあり

何をやるにも、親として初めての経験ばかりだった。



息子が泣き止まない時、どうしたらいいか分からずひたすら抱っこしていた。


初めて高熱を出した時は、夜中に病院に電話してどうしたらいいか聞いたりした。


少し大きくなってお友達と喧嘩したと言って泣いている息子への声掛けも、


小学校でのお友達との些細なトラブルも、



《私が、息子を助けなければ》


と、不安に取り憑かれ焦っていた。



今思えばそんなに考えなくてもドンと構えていれば、それだけで良かったのに


ただ必死になって、息子を育てていたように思う。



実際に突発的な行動が多かったので


息子が大きな事故に遭わないように

大きな怪我をしないように


いつも気が張っていたかもしれない。




息子が成長して

そんな私の気遣いなど必要なくなっても



成長していなかった母の私は


いつまでも

息子の足元に転がる石を退かし


いつも

気が張っていて



息子の負担になっていたのだろうと思う。