【這えば立て 立てば歩めの親心】


もっとゆっくり子育てをすれば良かった。



中学に入学してから、結果が出る、順位が出る

中間テスト・期末テスト・県模試


子供を見ないで


テストの結果ばかり見て


それも


偏差値ばかり気にしてた。



結果が悪ければ、もっと勉強しよう!となり

結果が良ければ、この成績を維持しよう!となり


全然終わりが無い。

ずっと偏差値という数字に追われていた。



偏差値なんて、

その時のテスト内容によって左右されるし

本人が頑張っても周りがもっと頑張ってたら下がる事もある。



相対的な数字に翻弄され

絶対的な存在である息子の気持ちに気が付かないでいた。


いや、気付いていたのかも知れないけど、

知らんぷりして暴走してた。


一流大学に入学出来れば、息子は幸せになれると信じてた。



一流大学は大学が一流なのは間違いないが、通う学生が本当に一流なれるかどうかは本人の取組み次第であって、入学するだけで幸せになれるものでは無かった。


逆に言うと


世間一般に言う一流大学に入学しなくても、

やりたい事があり

自分で計画し実行に移し

日々努力出来れば


それが一番


生きる力になる。



そんな簡単な事が

当時の私は分かっていなかった。