水銀曝露の影響を受けやすい国は?

特に東アジアは火力発電が多く、石炭に水銀が多く含まれていることから、大気中から海への影響も大きいわけで・・・

 

つまり、水銀の問題として、生体濃縮における魚の問題。マグロに代表される大型魚の水銀含有量。

 

更に、歯の治療に使われてきたアマルガム(銀の詰め物)。2016年4月に保険適用外になりましたが、スウェーデンとイギリスでは2011年の禁止、アメリカは禁止になってはいないが、訴訟問題としてやはりその危険性は拭えない状態になっています。

 

歯の中に1個(アマルガム)あるだけで、毎日マグロを食べる曝露量に匹敵するとも言われています。

ちなみに、マグロにはセレンという水銀を中和解毒するミネラルを有しますので、アマルガムの曝露被害はマグロと比べても大きいです。

 

「アマルガムは金属水銀でない(非メチル化)ので害は少ない」と言う歯科医師がいますが、口腔内や腸管内でしっかりメチル化していることを知る必要があります。実際に、無機水銀負荷をかけてもちゃんと毛髪の水銀レベルが上がってくるということは、体内でメチル化が起こっているということなのです。

 

妊婦さんは抗ウイルス薬アビガン投与NGとなっていますが、水銀は関単に胎盤を通す怖いものです。

 

特に、日本おいては水銀曝露に不可避な環境であることから、優先として、排泄能力を上げることが重要になる訳です。

 

次回は、「水銀と疾患」