米国の精神医療専門家は、幻聴を伴う妄想性統合失調症患者に対して、葉酸、ナイアシン、亜鉛、そしてビタミンB12を使って治療することが多いみたいです。

 

(その2)で紹介したように、メチレーション回路の不具合が自閉症と密接な関係であることがわかっている以上、選択肢として、ビタミンB12による対策は必要と言えます。

 

米国の専門医による治療で、自閉症の子どもにビタミンB12の注射をすると、一気によくなることがあると報告されています。

 

ここで重要な役割として注目されるのがリチウム(ミネラル)です。

 

ビタミンB12は細胞内ビタミンなので、脳へも血液関門を通して届かせることが重要な訳で、この時にリチウムがないとうまくビタミンB12を脳に輸送できません。

 

日本の精神科では、リチウムのみを使って、ビタミンB12は使わないみたいです。

これは、極めて効率が悪く、リチウムだけではかなり多くの量が必要で、低カリウム血症も含めて(リチウムはカリウムと拮抗する関係)、毒性をチェックしながら投与する必要があります。

 

ビタミンB12を同時に投与すればより少ないリチウム量で治療できるということです。

 

私が毛髪検査でコバルトとリチウムが極端に低く、カリウムがある程度のレベルである疼痛性障害の方に推薦したメチルコバラミン(B12)とリチウムのサプリです。

 

ただし、独自の判断で、ビタミンB12やリチウムをサプリメントで摂ることはしないでください。

 

毛髪検査でカリウムのレベル、またリチウムのレベルやコバルト(ビタミンB12の構成成分)の絶対量やバランスをみる必要があります。必ず専門家に相談してください。