「自閉症の患者はメチレーション回路が回っていない」
ここ数年でかなりメジャーになってきたメチレーションという言葉
*今回は、少々難しい部分もありますので、不得意な方は、下線を引いてある部分だけお読みいただけたらいいと思います。
実はこの「メチレーション回路」と自閉症には、かなり信憑性の高い因果関係があるのです。
メチレーション回路
米国の疾病予防センターの調査では、2000年の自閉症発症率は、0.67%で、2015年には1.47%。
あるデータでは、一般的にメチレーション回路が回っていない人は22%であるのに対し、自閉症のそれは98%になるということです。
この結果から、回路を回すことが自閉症改善の大きなポイントになり得るでしょう。
「ビタミンB12の不足は、メチレーション回路の回りを悪くします」
血液検査では、赤血球数やヘモグロビン値に対してのMCVの数値で判断し、MCVが基準値を超えるような場合にビタミンB12の不足を疑い、メチレーション回路が回っていないことを突き詰めます。
メチレーション回路に関わる遺伝子を見てみると、
最も多い遺伝子変異が「MTHFR」です。このMTHFRには、「C677T」「A1298C」「G1793A」などがありますが、日本人の場合、「C677T]が45%を占め、これがあると葉酸の働きが悪くなります。
この場合、ビタミンB12と共に葉酸をサプリメントレベルで摂ると
回路が回りやすくなると言われています。
ただし、自閉症患者が葉酸をサプリレベルで摂る事で、個体差的に要求量を超える量になると、かえって悪化することがあります。
よって、血液検査数値や毛髪検査での有害金属レベルやミネラルのレベルからの多面的な原因追及も必要ですし、自己判断で行わず、必ず分子栄養学を熟知した専門家に相談してください。
