タンパク質(プロテイン)についてです。

 

ジュニアアスリートに多い悩み(願望・目標)は?

種目にもよりますが、「身長を伸ばしたい」という答えが多いと

分子栄養学で、アスリート講演や勉強会の講師をされている先生方からお聞きしました。

タンパク質は、アスリートにとって、「筋肉」というイメージがありますが、骨を作ることはもちろんのこと、成長ホルモンを作るにもタンパク質は絶対です。

 

スコアの高いタンパク質といえば、卵とか肉とかですが、最近、肉が苦手な子が増えていることはご存知でしょうか?

意外と思われるかもしれませんが、原因が胃酸や胆汁の分泌の悪い子が増えて消化力が低下しています。これは、血液検査数値や問診で疑えるのですが、私の経験上、胆汁の分泌低下などは、コレステロール不足など高齢者の特徴でした。

つまり、この原因から解決していかないと、ただ、身長を伸ばすためにと、的外れな対策を施しても無駄かかえってからだを悪くする結果を招きます。

 

・胃腸が弱い→成長に必要なミネラル(亜鉛と鉄)が不足する

 ・胆汁の分泌が悪い→鉄の多い食品が食べられない→成長に

  必要なミネラルが不足する
*アスリートは炎症体質になりがちですが、鉄のサプリ補給は炎症には悪影響があるので専門家にご相談ください。ヘモグロビン値だけでなく、フェリチン値、毛髪ミネラル検査での鉄レベルなど、多角的に鉄状態を分析する必要があります。

 

さて、プロテインですが、特にタンパク質は消化にエネルギーを多く奪われます。

エネルギーと言えばミトコンドリアですが、この機能が悪くなっていると当然アスリートにとっては大打撃です。ミトコンドリアの機能が落ちているということは、酵素をつくる働きも弱っているということになります→この場合、プロテインはNGです。

 

アスリートでも体調がすぐれない場合やアスリートでなくても慢性疲労のある人は、体内にタンパク質を入れる手段として、アミノ酸サプリと消化酵素が理想です。消化酵素は弱アルカリ性でその力を発揮するので、お酢を混ぜて摂るとより効果的と言えます。

 

また、筋肉修復にもタンパク質ですが、炭水化物(糖質)を控えていると、筋肉修復に必要なエネルギーが足りなくなりますので、特にアスリートにとって「糖質制限」はマイナスになる可能性が大と言えます。

次回は「アスリートパラドックス」