ガンの転移の一歩とは、ガン細胞が基底膜から離れること。これが転移の第一歩目。

基底膜とは、上皮細胞の足場になっている構造体で、細胞の周りには、結合組織などの細胞間質というバッキング剤のようなものがあり、その構造体がコラーゲンを主成分とする細胞外マトリックスというもの。

ガン細胞が基底膜から離れて、血管やリンパ管の壁を壊す(血管、リンパ管の壁は基底膜で出来ている)と血液、リンパ液の中にガン細胞が入ってきて、あちこちに転移していく。基底膜の主成分がⅣ型コラーゲン。コラーゲンはタンパク質とビタミンCで合成されますが、Ⅳ型コラーゲンをしっかりと頑丈にすることが基底膜からガン細胞の離脱を防げると考えます。

 「ガン細胞は接触阻止を起こさない」ことで増殖を続ける

ということですから、Ⅳ型コラーゲンがいかに重要であるかということです。

 

つまり、このⅣ型コラーゲンを分解する酵素(コラーゲナーゼ)を防御するコラーゲナーゼインヒビター(分解酵素抑制タンパク)の働きがいかに転移の抑制に貢献するかです。

 

抗酸化作用の力を付けなければ、このコラーゲナーゼインヒビターも活性酸素で壊されるという恐怖に襲われるのです。

以上、三好塾「分子栄養学通信講座専門コース⑤」より一部抜粋