健康な人の減塩というのは言い換えれば、睡眠時間が7時間の健康な人に4時間に減らせというようなものです。
 

必要あって減塩により血圧を下げる効果には個体差が大きく影響しますが、実際、腎臓に問題があるとかは別にして、塩分の摂り過ぎで血圧が上がるということは浸透圧や恒常性機能からみてもあり得ません。ただ、ここでいう塩摂取の塩はあくまでも天然塩であって塩化ナトリウム(食卓塩や医薬品としての塩化ナトリウム)ではありません。

それでもまだどうしても気になる方は、時間栄養学で時間と塩摂取の関係を学んで塩摂取のタイミングも考えてみてください。

 

塩分摂取と時間栄養学

血圧の食塩感受性は、遺伝子多型を含めた多因子によって決まるため厳格なナトリウムの制限は要注意なのです。

 

「時間栄養学」では、夕食に塩分を多く配分することでナトリウム再吸収、水素イオン排泄を促すアルドステロンを減少させ血圧は上昇しづらくなることがわかっています。


今後、塩分だけでなく、時間栄養学と栄養素の関係もますますその関連性が解明されてくるでしょう。