最近は「健康番組」が視聴率アップにつながるため、各局もあれやこれやの健康に関する情報を集め放送しております。
「新情報」「○○であることが判明」など、番組やコーナーのタイトルにも視聴者を増やすため(視聴率を上げる)の工夫に必死です。
もちろん、うそを言っている訳でもなく、ちゃんとした根拠を元に(根拠が怪しいもの多々ありますが)したものです。
問題は、テレビ特有の「断片的情報」です。
「木を見て森を見ず」・・・一部の情報だけで判断して全体的な情報を見逃すこと!
先日も、ある健康番組で、「舌の状態でその人の病気のリスクがわかる」というコーナーがありました。「舌に白い苔みたいなものある人は・・・に注意」と。
あくまでも、判断材料のごく一部であるということを知ることが大事です。つまり断片的な情報で間違った(本人に当てはまらない)やり方をしてしまうリスクの回避です。
例えば、舌診の本来の役割として、根本原因を探るために、多くの項目から成る問診のごく一部の情報であり、問診の他の項目の回答結果や血液検査結果、毛髪検査の結果などから得られる情報を元に、舌の状態で確認もしてみるというものです。
人間の身体は小宇宙と言われ、単純な情報だけで決して病気や症状の原因を判断できるものではありません。
おわり
