ガンで亡くなる場合もそうですが、筋肉の衰えはすなわち老化で、例えば呼吸筋が衰えてくると、足腰はもちろんのこと、お風呂で湯船につかっていると息苦しくなることがあります。
息を吐いたとき、肺の中に残っている空気量(残気量)があるので肺の形は保たれています。残気量として40~60%は残っているみたいですが、この残気量が多いと「息苦しい(呼吸筋が硬くなるため)→疲れやすい、眠りにくい→不安」となります。
原因は、加齢、姿勢、運動不足、タンパク質の不足などが挙げられます。ストレスが脳からの呼吸筋への情報伝達を狂わせる(吸ったのに吐いたという情報)のです。
対策は、
良質のタンパク質、ビタミンE、レシチンをしっかり摂ることは前提であり絶対です。あと、リラックス(腹式呼吸などを取り入れる)、意識して肩を上下に動かして呼吸する。姿勢を常に良くすることも大事です。
体中のあらゆる筋肉の量と強さが健康に比例します。女性は男性に比べて筋肉量も少ない分、女性ホルモンがカバーする貢献度は高いものがあります。ということは、閉経後はいかに筋肉を鍛えることが大事で健康長寿に不可欠であるかということです。
