1947年イギリス海軍の軍医であったリンドは、船の乗組員のうち壊血病にかかった水兵を選び、種々の食品を食べさせ、壊血病を治す効力を比べるという実験を行いました。その結果、6日間で急速に効果をあらわしたのがミカンとレモンを与えた組だけでした。それ以後、すべての船が航海に出るときには、船員の健康保持のために、レモンジュースをシロップ状に煮詰めたものを持っていくことを勧めました。こうして1795年以来英国海軍はレモンジュースを必要食糧として決定したのです。

その後、北ヨーロッパでも同様に壊血病がジャガイモやレモンジュースで著しく減少していき、ジャガイモが不作だったり、他の災害で食べられないときに、ヨーロッパでは広い地域にわたって壊血病が猛威を振るいました。

 

 

ところが、リンドがレモンジュースで壊血病を治したにも関わらず、一般的には壊血病は「成人になってからかかる成人病」と医師も含めその後100年経っても、まだこれを栄養欠乏(ビタミンC)の病気だとは誰も考えていなかったのです。

 

さて、この19世紀の人たちの無知を現代の人たちが笑えるでしょうか?

 

いまだに、慢性疾患を薬に頼り、不足栄養素を見つけ補うことで改善することを無視している人がどれだけ多いか。

 

有名な生化学者の言葉で

「You are what you eat!」

人間のからだは食べたもので出来ている、

薬で出来ている部分は一つもない!

ということをあらためて認識する必要があると思います。