「環境が変わると体質が変わる」
これはよく知られていることです。
「良くも悪くも」ということですが、特に難病や転移性のガンの状態の人には、極めて重要な療法の一つであるとコンサル経験上、断言できます。
難病とまでいかなくても、アレルギーなどは環境に左右されることが多いことも皆さんご存知の通りです。
長年悩まされた便秘が友人関係という環境が変わったことで解消された人もいます。
参考)http://ameblo.jp/progress344/entry-11581002249.html
私が、コンサルした場合、例えば、鬱病患者さんが治っているという最終判断は、「自分以外の人の心配をしてあげるようになったとき」です。
これは、治療途上においても重要なことで、「自分のことより他人の心配する状態」をうまくつくるということです。
自分の病気よりも他人のことに気がいくと、「忘れる」という楽観状態が生じてきます。(「楽観」は「プラス思考、前向き」よりはるかにすぐれた治療効果を発揮します)
参考)「忘れること」http://ameblo.jp/progress344/entry-11970733409.html
つまり、「立場が変わる」ということです。
また、勉学の世界でも「教えられる」よりも「教える」立場に立ったときの方が、数段身に付くものです。今から45年ほど前の私が中学生のときに、小さな黒板を買ってもらって自分の部屋で誰もいないが教師になりきって黒板に書きながら覚えていった勉強法がありました。これも「立場を変える学習法」といえるでしょう。
しかしながら、特に重い病を患っているときは余計に楽観的になれないものです。笑いたくても笑えない・・・など、ますますストレスの悪循環に陥ってしまいます。
ということは、楽観的になることは極めて強力な効果があるということも言えるわけです。
理論的には次の「参考文」をみてください。
参考)http://ameblo.jp/progress344/entry-11987756159.html
治療法、予防法、など本当に選択肢は多いのです。
「医学がすべてではない」というセンスだけは持ってもらいたいものです。