クライアントの皆様に情報誌として配布しております「いんふぉみ秋特別号」です。
いんふぉみ
秋の特別号
水素について
Q:水素って体に必要なものなの?
A:「水素は、人間の体の元素組成比率において最も多く、酸素25.5% 炭素9.5% 窒素1.4% 水素63%。酸素より多いのは驚きかもしれません」
Q:ビタミンやミネラルは摂っているという実感もあるし、酸素も吸っているという感覚はありますけど、水素って摂っているの?
A:「水素(水素ガス)は腸内細菌によって体内で作られていますし、どんな食品にも水素は微量ながら含まれています。空気中にも微量に存在しています。」
Q:それでは、体で水素が不足するってことはないわけですね?
A:「そうではありません。体内では常に酸化という状態が起こっています。怖いのは過酸化脂質であり、活性酸素による害です。水素は酸素を中和しますが、活性酸素と結びついて無害な水に変えていきます。やはり、現代の食生活や環境の悪さから、体内では水素の要求量が多いことがわかります。食品中の水素に関しては、保管中に空気中に放出されてしまうので、あまり存在の意味がないと言えるでしょう。そう考えると、加工されたサプリが有効である(商品によりますが)とも言えます。」
Q:いい働きをする活性酸素もあると聞いていますが、中和し無害にしてしまうのはどうなんでしょうか?
A:「活性酸素には善玉と悪玉があります。水素は悪玉のみにしか反応しないという報告があり、化学的にもそういう性格であることは証明されています。」
Q:どうやって水素を補給すればいいのですか?
A:「3つ挙げますと、水素水、水素風呂、食物繊維摂取です。食物繊維に関しては、先ほど、腸内細菌によっても産生されていることを説明しましたが、産生量は食物繊維などの摂取によって高まるとの報告があります。」
Q:水素水と水素風呂はどちらが効果があるの?
A:「吸収という面では、水素風呂がはるかに高いです。水素水の100倍とも言われています(商品によります)。ただし、飲料として水素水が常に飲める状態に出来るものであれば、水素風呂とのギャップが小さくなりますし、体の部分で考えた場合、水素を摂取した人の体内で血流に乗るだけでなく、拡散という形であらゆる細胞にたどり着き、体の隅々まで行き渡るのです。その他、飲料によるメリットは、例えば、水素が胃にあることでグレリンという神経保護成分が分泌されることもわかっており、これも「飲用」の明確なメリットと言えますね。」
Q:活性酸素除去や抗酸化という面では、ビタミンなど抗酸化物質などでもOKと思いますが、水素の抗酸化力は何か差別化できるものがあるのですか?
A:「活性酸素の中でも、最も悪玉であるヒドロキシルラジカルは細胞の中で発生するため、活性酸素を無害化するには細胞の中や細胞の膜を構成する脂質に、抗酸化物質を行き渡らせることが重要です。水素は水もアブラも通すその性質上、これら都合の良い場所まで届くのです。そして酸化力の強いヒドロキシルラジカルに対して、水素分子自らが酸化されることで中和し、ヒドロキシルラジカルによって攻撃された過酸化脂質の連鎖を水素で食い止めることができるわけです。このようなメカニズムは、アメリカのネイチャー系の論文にて発表されています。」
Q:抗酸化作用以外にも大きな特徴があれば教えてください。
A:「抗酸化力よりもむしろ強くアピールしたい水素の特徴でヒートショックプロテイン(HSP)があります。
Q:やはり水素は補給し続ける必要があるってことですね?
A:「細胞膜での過酸化脂質連鎖に対する水素の役割が発見されており、腸内細菌が水素を作るような低濃度の持続供給よりも、1日数回まとまった量の水素を摂取し体内濃度を高める方が優れていることを示唆する研究結果も出てきています。水素を毎日摂取すると、はじめは汗をかきやくすくなったりしますが、継続すると水素が体内にある状態になり、体感はなくなっていくのは当然と言えます。もし、水素を飲み続ける上で、メリットがあるという実感がないと継続のモチベーションを保つことが難しくなる方は、利用できる人は限られてくると思いますが、NKメディコという会社が行っているLOX index(ロックス・インデックス)を定期的に測定することで、体の変化はわかるそうです。」
予防医研FOMAN
回答:三好康介
