日本食が高血圧を引き起こしやすい要因の一つとして、

         塩分過多→腎機能低下→高血圧
                    ?

分子栄養学では、

         低タンパク→腎機能低下→高血圧

腎臓の活力源はタンパク質です。


高血圧素因として重視することは、、
1、Naが内部に入りやすいか
2、カリウムが外部に出やすいか

細胞膜には、Naポンプなるものが存在し、

正常な状態では
 Naポンプ→ 「Na出」 & 「カリウム入」
結果、血圧は上がりにくい

機能が低下すると
 Naポンプ→ 「Na出にくい」or「カリウム入りにくい」
結果、血圧は上がりやすい


食塩が原因で血圧が上がる仕組みとしては

血中食塩濃度高→脳より腎臓へNa利尿ホルモン分泌を促す→糸球体のNaポンプを止めてNaの排出→動脈壁の細胞のNaポンプも止めてしまう→平滑筋細胞にNaが溜まる→血管が収縮→高血圧

さらに、血管が収縮することで
Naを薄める目的で水分が増える→細胞が膨れる→動脈肥厚→高血圧

以前にも、紹介しましたが、高血圧と塩分の因果関係よりもむしろ低タンパクによる腎臓の問題を重視するべきであり、塩分を原因として血圧が上昇するのはせいぜい1~2%であると言われています。
カリウムやカルシウムが足りていると、細胞の膨張は一時的なもので心配はないということです。

また遺伝的高血圧素因も10%ほどであります。

若い健常者などは素因があっても1日25gまでなら全然OKです。

ただ、これらはあくまでも化学の教科書に載っている理屈であり、人間の体はこんな理論で片づけられないもっと複雑な神秘的な個体差のあるものであることを認識する必要があると思います。