早いもので今年1月からスタートした
「いんふぉみ」も
今回で5号目となりました。
いんふぉみ
夏号
熱中症
Q:なぜ汗をかくの?
A:皮膚に血液量が増えるからです。仕組みは簡単で、調整は自律神経がしています。血液量が増えると、汗腺に水分を供給するからです。
Q:「塩分も忘れずに」ということも常識的になっていますが。
A:その通りですね。正常なからだの仕組みとしては、次の通りです。
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血管から汗腺に塩分を取り込む→浸透圧で汗腺に水分が侵入→必要 な塩分は血管に再吸収→体内で塩分は不足しない |
ところが常に、汗をかく習慣がないと、汗腺が衰えて必要な塩分が血管に再吸収されないまま汗として塩分が排出され、結果、熱中症リスクが高くなるわけです。
つまり熱中症とは、水分不足というよりむしろ塩分に注意する症状と言えます。
Q:汗腺が衰えないようにするには?
A:一番は、「暑いときにはそれなりに暑く」ということで、汗腺の機能を衰えさせないように、汗をかくことで普段から汗腺を鍛えることが大切です。
くれぐれもクーラーに頼りすぎないように!
Q:塩分の量としては、目安としてどれくらい必要か?
A:きちんと計る必要はなく、個人差が大きいので「1日○○g」なんて国の定めた量に従うとかえって危険です。汗をかいても塩分が失われる量はわずかなので、かなり暑い夏でも普通の日常生活レベルなら日常生活で汗と一緒に排出される塩分補給は普段の食事から摂れる量で充分です。しかし、スポーツなど炎天下で汗を大量にかいたとき水分だけの補給だとNa濃度が低下し脱水症状を起こします。ちなみに汗を1リットルくらいかくと心拍数が5拍くらい上がります。
Q:脱水のサインみたいなものはありますか?
A:熱中症などは、サインが出てからでは遅い場合がありますが、尿の色が黄色くなったり、爪を指でギュッと押さえて離したあと4~5秒以上元のピンク色に戻らなかったら脱水のサインです。
Q:夏場の水分補給としては量的にどれくらい必要ですか?
A:個人差がありますので何とも言えません。1.5ℓが目安と思いますが、個人 差を考えるとやはり何とも言えません。コツはこまめに補給すること。
Q: セミナーでは、汗も一つの病気のシグナルになると常に言われていますが、具体的に紹介してもらえますか?
A:ストレスと汗は大いに関係があります。以下を参考にしてください。
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上半身の汗→更年期障害、糖尿病 |