「砂糖という成分を多く入れた製品は市場で大変よく売れる」ということに気づくと、食品業界も当然そのような製法として食品を開発していきます。また、砂糖は加工商品の中でも、最もコストを低くかつ有効に製造できる混ぜ物でもあります。

原始人などが食べていたものには微量栄養素が多く含まれ、現代のような様々な精製糖などは一切含まれていなかったわけです。日本でも砂糖が食事の中でもかなり目立つようになってきたのは、ここ100年くらいのことで、私たち現代人の中には、砂糖に対する耐性のないものが多く、糖尿病などにつながっている人も多いのは否定できません(糖尿は砂糖だけが原因ではありませんが)。徳島県が糖尿病死亡率1位になったのは

ポイントは、でんぷん質と砂糖の比率でもあり、昔は炭水化物といっても多くはでんぷん質であり、近年、砂糖の割合が増えてきたことに問題があるといえます。

炭水化物(麺類)は大好きです!



でんぷんの場合には、消化するのに長い時間(2~3時間)を要しますが、砂糖は分子が小さいため、消化に1時間もかからないわけです。

もう少し専門的に説明しますと、

デンプンは長く連なったブドウ糖分子から構成されているので、腸内の消化酵素によって徐々に分解され血中のブドウ糖をゆっくりと増加させて、インスリンやその他のホルモンに弱い刺激を与えます。

対して、

砂糖(ブドウ糖+果糖)は、急激に吸収されるため血液中の糖の量が急に増えるので、一定の量に保つためにインスリンやその他のホルモンのに強い刺激を与えてしまいます。低血糖などはこの作用によるものですが、さらに、中性脂肪値の高い人は、血液が濃くなり、細胞が凝集し、酸素の輸送に障害が生じる結果となります。

吸収スピードということであれば、砂糖の多い飲料水は最悪ということになります。

砂糖を摂り過ぎている人は、中性脂肪も多くなりがちなので、悪循環となっていくわけです。

次回は、「果糖」についてです。