予防医学研究会FOMANでは、Q&Aという形式でクライアント様を対象に「いんふぉみ」を配信しております。

いんふぉみ」とは、INFORMATIONとCOMMUNICATIONを合わせたINFOMMUNICATION(インフォミュニケーション)を略した造語です。

今回は新春号からその内容を紹介します。


いんふぉみ

高血圧に関してのQ&A

Q:降圧剤は飲み続けなければいけないのですか?
A:はい。ただし、服用する必要があるかどうかを考えなければいけません。*薬の断・減薬は、自身で判断せず必ず医師に相談すること。

Q:「必要があるかどうか」って?
A:人間には「個体差」という、症状や病気の発症原因と発症までの経緯、栄養の吸収可能量やストレス耐性能力などに個性があるということから、検査基準値だけで血圧がその人にとって高いのか低いのかは判断できないということです。

Q:降圧剤で「下げ過ぎ」があるってこと?
A:その通りです。個体差を無視して薬の力で血圧を下げると、本来、体が要求している圧力がかからないため、脳はもちろんのこと体の隅々まで血液(栄養と酸素)が行き渡らなくなります。

Q:でも、圧力(血圧)が大きいと、血管が裂けるなどリスクが大きいのでは?
A:逆です。圧力が下げられる状態が続くと、血流が悪く(遅く)なり、血液中のウイルスや細菌が血管に着床しやすくなります。ちょうどゆっくり走っている乗り物の方が飛び降りやすいのと同じ理屈です。ウイルスなどによってそこに炎症が起こり、血管が傷つきやすくなって血管にいろんな障害(梗塞症)が起きてくるのです。また、十分な栄養と酸素が行き渡らない血管は弱くなります。さらに、血液の流れが遅いと血液の質も低下します。水と同じで、溜まった水はいずれ腐りますが、流れている水は(雑菌と養分の接触困難により)腐敗しません。つまり流れも速い方がより良い質を保ちやすくなるのです。日本では、高度成長期以降はタンパク質が不足超過している人は少ないので、血管は相当強くなっています。上記のむしろ詰まる方(梗塞症)を心配するべきです。

Q:つまり、血圧が高めの人は高いままでOKということですね?
A:そうとも言えません。栄養素療法などで血流が良くなると、体は血圧を上げる必要がなくなるので、自然と血圧は下がることもある、すなわちその人にとって、恒常性維持機能により一番いい状態の圧力に戻してくれる仕組みになっているのです。

以上