チロシンは天然の抗うつ剤?

チロシンは、牛乳、チーズ、鶏肉などからとれるアミノ酸の一つです。
そもそもアミノ酸というものは脳の形を頑丈に守ってくれる栄養素ですが、特にチロシンは神経組織の働きを良くするという大きな役割を担っています。食品に含まれるチロシンは素早く脳に吸収されるといった頼もしいアミノ酸なのです。

神経伝達物質であるドーパミン、アドレナリンやノルアドレナリンの前駆物質であるチロシンですが、抗うつ剤は、ドーパミンとノルアドレナリンを増やす薬で、結果的にアドレナリン分泌を促進して気力を導き出すわけですから、安全なチロシンの摂取法や知識さえ身につければ、それこそ怖い向精神薬の選択を回避できる方法の一つを獲得できるのです。

私の言う「悪玉ストレス」とは、絶え間ないストレスということを意味しますが、このストレスは間違いなくノルアドレナリンを減少させます。

つまりチロシンを不足させないことは、うつ病患者や気力喪失や慢性疲労的になっている人にも重要なことなのです。

ただ、チロシンは普段の食生活の中でそう不足することはありませんが、症状によっては一般的に以下の量が必要とされています。

健康な人は
1日50mg(普通の食生活で摂れる量)

うつ病500~2000mg

ストレス・認知機能障害500~1000mg

疲労(慢性疲労も)500~2000mg

記憶力と集中力の欠如500~3000mg

睡眠不足や過眠でもチロシンは不足します。ぜひチロシンをこれから意識してみましょう。