咀嚼と唾液分泌促進は、ガンの予防になる」という研究データもたくさん出ておりますが、咀嚼回数を増やすことで受ける恩恵は数多くあります。

例えば、化学治療によって唾液腺が機能障害を起こした場合、免疫力が健康時に比べて落ち込んでいるので、その回復努力は極めて重要になります。

例えば、ガンの種類によっては(咽頭ガンなど)手術や放射線治療をおこなった場合、胃ろうとかの方法で食事を摂るようになるケースが常套になります。これは悪循環の始まりを意味します。

「使わなければ衰える」というのは、生体の常識ともいえることですが、胃ろうによる唾液腺の機能低下は、食物に含まれる有害物質や口内の菌による害を抑えることができなくなるという大きなリスクを負うことになります。

咀嚼回数を増やすことで、唾液腺回復から唾液分泌を促し、粘膜の保護、抗菌、消化促進、脳の働きが良くなります。

ガン患者の場合、入院中は運動不足が顕著になり、筋肉の衰退が反ってガンと闘う妨げになるのです。参考)
筋肉とガン対策
特に高齢者は衰えが急速ですので注意が必要です。


FOMAN作成勉強会用資料(ガン療法について)


咀嚼という行為は、筋肉や骨を強化することも知られており、同じ運動をしても咀嚼回数が多い人の方が筋肉が強化できるのは明白です。また肌の状態も良い状態になります。さらに、唾液分泌は活性酸素を減少させる働きがあるのでガンの予防はもちろんのこと罹患者にも有効であると言えます。