「ビタミンCってどんなイメージがありますか?」
一般の方(我々みたいに専門的に勉強していない方)では、尋ねると、「名前は知っているけど深くは知らない」「シミ防止など肌にいい」「風邪薬に入っている?」という答えが多いでしょうか。ちなみにアメリカの人に同じ質問をするとかなり専門的な答えが返ってくることが多いです。(特にニューヨーカーはすごい!)
ビタミンCをサプリで摂るようアドバイスさせていただくことが多いのですが(この場合、ビタミンCの吸収や働きを効率よくするために、必要な食材やベースサプリも必須とします)、後から、「サプリメントなどでビタミンCは摂りすぎてもほとんど排泄されるから意味がない」と、間違った知識をつけてくる方もいらしゃいます。医師からそのようにアドバイスされる方も案外多くいらっしゃいます。
ここで、栄養素の「保有量」の重要性について記させていただきます。
水溶性というだけですぐ流れ出て・・・なんて思っていませんか?水溶性ビタミンは種類によってその貯蔵期間はまちまちで、例えばビタミンB12などは誰でも5年間くらいの在庫は持ちえます。同じB群でもB1などは約1か月、B12と相性のいい葉酸は数か月です。
ビタミンCは、数時間で排泄されるというイメージが先走っていますが、ちゃんと体内保有(貯蔵)されています。
「貯蔵量」は極めて大切であり、期間は栄養素の個性として、その使われ方に注目する必要があります。
一般的に(成人)ビタミンCは、おおよそですが、
サプリメントを利用しない食事のみの場合
体内保有量→1500mg
サプリメントを積極的に摂取している場合
体内保有量→4500mg
ということが実証されています。
さらに重要なことは、「貯蔵分から使われている量」で、
1500mg→50mg
4500mg→300mg
つまり、ビタミンCをサプリメントで常用していると、そうでない人に比べて保有量は3倍に対し使われている量が6倍になっているということです。
これがどういうことを意味するのか?
次回は、その答えとビタミンCの個性を紹介したいと思います。
(後)へ続く