高血圧の遺伝的素因は5%ほどで、
主な素因としては、
①Na(ナトリウム)が内部に入りやすい
②K(カリウム)が外部に出やすい

若い(10~20代)健常者は、素因があっても1日25gまでなら全然OKです。ただし、抽象的な表現になりますが、若者らしい必要最低限の運動量は不可欠です。

Naの排出には、
K、Ca、B2、B5、コリンなどの栄養素が特に必要で、どれが欠けても問題があります。
細胞膜には、Naポンプなるものが存在し、その働きは
Na→排出
K → 吸収
これによって、血圧は正常に保たれます。

日本食による高血圧要因は、
高塩分食→高血圧ではなく、
低たんぱく→腎機能の低下→高血圧
と考えて間違いありません。

ただし、
これらは、あくまでも理屈であって、
血圧の数値基準は人間の個体差から、健全なからだの条件としてまったく無意味です。

「りんご1個で医者いらず」という諺がありますが、

りんごの産地でも有名な青森県は、その消費量も全国1位です。よく健康番組で「○○県は△△を食べているから◇◇の病気が少ない」ってやっていますね。こじつけでたまたまそうなっている事実を探して発表しているだけで、各都道府県で多く摂っている食材とその中に多く含まれる栄養素と病気の関連などまったく当てになりません。さらにTV番組では、その食材を多く使った料理を紹介する・・・何の意味があるのでしょうか?

というのは・・・
各都道府県の栄養バランスなどバラバラだからです。
例えば、高血圧の良い食材を摂っている地域で、逆に悪い食材が多く消費されていたり、間接的に高血圧に良いとされる地味ではあるが必要な栄養素が全然足りていなかったりと、からだへの影響の良し悪しは食材単独で単純に考えることでないのです。

青森県の人には申し訳ないですが、
偏差値や人口当たりでみると、がん死亡率は全国1位。食塩消費量は全国1位ですが高血圧患者数は9位とそんなに相関関係から塩分だけを悪者にはできず、いくらりんごを沢山摂っていても、アイスクリームやインスタントラーメン、炭酸飲料の消費が全国トップ。

以前にも私の住んでいる徳島県の糖尿病死亡率ワースト記録を記しましたが、砂糖の消費量は全国30位と非常に少ない県なのです。
参考)
徳島県の糖尿病~検証2

「りんご1個で医者いらず」

一つの食材で評価するのはもうやめましょう。
また、りんごの皮をむいて「健康的~」なんて食べている勘違いも多いです。「店で売っている皮には有害な問題がある」「芯や種は食べない」という人はそれでOKですが、それなら「諺は嘘」ということもしっかり理解することです。