年間の相談件数は150~200件(電話相談も含む)ですが、ブログでの相談内容の紹介は頻度が低いですね。ということで5月に入って久しぶりに「相談例」を2件ブログで紹介しました。1件は「妊娠中」、もう1件は「ガン」で、どの病気でも改善された報告を受けたときはうれしいのですが、特に「不妊~妊娠~出産」と「ステージ的にも難しいガン」の寛解や成功例はひときわ喜びを感じます。新しい命(出産)と貴重な命(ガン)というところからでしょうか。

5月2日のブログ
相談例~妊娠中のむくみで紹介させてもらいました女性が一昨日無事、男の子を出産(3006g)しまして、母子ともに元気であるとの報告をその女性の母親から受けました。不妊に悩んでいるときからの相談でしたので私としても今回の出産は格別な思いがあります。前回相談のあった「むくみ」も水を飲み始めたら改善してきて、水も普通飲めてストレスからも解放された~と。医師のアドバイスは何だったのか!ということでした。いただいた報告の後に追加相談がありましたので、せっかくですからブログで紹介しておきます。

相談内容)「母乳がよく出るようにするには?」と「出産のときにかなりの出血があったが大丈夫?」

すべて記せませんので回答の一部を紹介します。

・あまり神経質にならないこと。
・脂っこいものは乳腺を詰まらせやすいので食べ過ぎないように。(少々控える程度に)
・授乳期は、特に和食をバランスよく食べればそれでOK。
・赤ちゃんは生後10か月くらいまではビタミンCを体内合成しますが、母親は出産に伴う子宮の運動や出産後のお腹の修正(自動収縮)でかなりのビタミンCを消費します。個人差はありますが、出産後、最も不足する栄養素がビタミンCです。次にビタミンAです。また、ビタミンCやB群は母乳を作るときに不可欠な栄養素なので、特にビタミンCはサプリメントを利用するのがベストです。母乳の出の悪い原因のほとんどはビタミンC不足と考えていいです。。
・出血量に関しては、病院でどのような指示や処置があったかわかりませんが、指示した塩水を作り、決められた飲み方さえすればすぐに血液は戻り、最も安全な方法でもあります。何も心配要りません。

その後も、塩水の作り方や飲み方、サプリの量とか薬膳食材のこととか、いろいろと質疑応答を繰り返しております。

*私ども予防医学研究会FOMANでは、妊娠中の胎教とか認知症予防や改善などに関して多くの論文を作成しております(日本分子生物学会提出用)。とくに音楽療法に関しては、NHKの朝ドラなどで音楽指導をされている音楽家の河合一美先生の監修もいただいて積極的に取り組んでおります。
参考)
妊娠中に関すること~やせ願望のリスク