いつから「逆流性食道炎」という病名を聞くようになったでしょうか?
対照的に、「胸焼け」という言葉はいつの間にか聞かなくなってきました。以前は、「胸焼けに○○薬」というCMをよくやっていたものです。

何かカラクリがありそうな気がしてなりませんでした。

SSRI(*)が日本で発売されるまでは、自殺者数は経済動向とほぼ一致していましたが、発売後から一気に景気に関係なく自殺者数は増え続け、1999年(発売)~2006年の8年間で自殺者数はおよそ2倍に、抗うつ剤の売り上げは5倍になりました。(多剤投与の典型的結果)

*SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)。1999年はパキシルをはじめ8種類の抗うつ薬が発売されました。

基準値改定との連動性を調べると、高脂血症治療薬も、90年代に入ってコレステロール基準値が一気に下げられ、その半年後にヒット商品「メバロチン」が発売されました。他、驚くほど基準値の改定発表とそれに関係する薬の発売日がリンクしています。

さて、逆流性食道炎に話しを戻しますと、その病名がCMなどメディアで取り上げられ始めた時期と新薬の発売時期が一致しています。このことから「胸焼け」ではインパクトがないので、もっと怖い病名にするという販売戦略であったと推測できます。


新製品販売戦略は、普通の企業ではごく当たり前のことです。もちろん製薬会社だからといってNGではありません。病院も儲かります。病院経済学では「善」です。

食品業界にも言えることですが・・・

企業経営として「必要悪」なのでしょうか。