サプリメントの利用目的の一つに、その人にとってのそれぞれの栄養素の要求量(その時点で必要な栄養素の量)を知ることがあります。そして、栄養素はそれぞれ個性を発揮しながらチームプレーで体を整えていきます。
下図は、あなたの住む家を体内(細胞)と例えています。

セミナーで使用するスライド
細菌やウイルスなど異物が侵入(泥棒が入ってくる)と、家の中が荒らされます(風邪をひいたり炎症を起こしたりする)。
防ぐためには?→きちんと戸締りをする
しっかりと鍵をかける(ビタミンE・Cなど抗酸化や免疫に関係する栄養素を不足させない)ことです。しかし、鍵がまがい物(質の悪いサプリや食材など)で簡単にこじ開けられたら、元も子もありません。頑丈な質の良い鍵で施錠をしなければ(質の良い本物のサプリや食材を摂る)防衛できないということです。
次に、放火魔(活性酸素)が家に火をつける。火災報知器が正常に作動する(症状が出る)のは、頭痛がする、下痢をする、めまいや血圧や血糖値が変化するなどの信号(症状)。ということは、症状が出ないのは火災報知器の故障です。(セミナーでは時間の関係で報知器の誤作動までは追求しない)
症状は信号なので安易に薬でとめてはいけない(火災報知機をとめてはいけない)のです。
家が燃え始めました。消防車(医療)の登場です。燃え始めなければ(病気を発症)呼べないのが消防です。
昔の消防車よりも、多くの放水が可能なタンクで、消防車は小回りが利き、放水力もアップしました(医学の進歩)。しかしその放水によって家が台無しになることも多く(副作用によるダメージ)、火は消えたが家もボロボロという感じです。
これで解決しましたか?
いくら消防機能がレベルアップしても(医学が進歩しても)、放火魔を捕まえ、放火魔を取り締まっていかないと(根本原因の解消)、また別のところから放火が起こります(再発や繰り返す症状)。消防は放火魔(活性酸素など)を捕まえる仕事はしません(医療は予防でありません)。
放火魔もあの手この手を使ってきます。予防とは常に家の周りに警察などパトロール隊(必須栄養素や抗酸化物質)を配備しておくことです。また、仮に火を付けられても燃えにくい家(建材が乾燥状態でない)にしておく(ビタミンAなどを不足させないようにして粘膜を十分な状態にする)ことが本当の予防なのです。
大きな家なら窓やドアも多いからそれなりの数の鍵が必要になり(栄養素などの量)、パトロールする配備数も多く(必須栄養素などを不足させない)しなと被害に遭う可能性は高くなりますが、小さな家なら、ドアも窓も少ないでしょうから、配備数や鍵数は大きな家より少なくても同じリスクで済みます。これがビタミンなどの要求量の個体差です。サプリメントや体にいいと言われる食材でも、同じ量を摂っても結果が出る人と出ない人の差が現れるのは当たり前のことです。
家が燃えやすい状態は空気の乾燥で、勢いづけるのは強風です。これが人間にとって「ストレス」に匹敵します。
これらの説明でわかることは、「頑丈な鍵」「家の大きさや広さに応じて必要なパトロール隊数や鍵数」「乾燥しない建材」が、家を空き巣や放火魔から守ってくれるということです。ですから、大切なことは、自分自身の家の大きさや乾燥度をまず知ること(各栄養素の要求量を知る)です。
「まず自分の各栄養素要求量を知る」
予防医学研究会FOMANではここに重点を置いてアドバイスしています。
建物の構造自体を頑丈にすることも大事です。これには良質のタンパク質です。人間の体は、内臓も血管も皮膚も髪も爪もタンパク質という材料で作られています。いろんなタンパク質を組み合わせて、いかに必須アミノ酸をスコア100点満点の状態で体に入れるかです。参考)タンパク質と酵素
以上、セミナーではこれ以外にも栄養素のチームプレーや酵素、必須アミノ酸の例など奥深くよりわかりやすく説明しますが、今回は簡単に紹介させていただきました。
参考)体質の個体差1 体質の個体差2 体質の個体差3