残虐で悲痛な少年犯罪が起こってしまいましたが、今回の事件との因果関係は別として、このタイミングで厚生労働省が「子供に対する向精神薬処方の経年変化」を発表しました。
02年~04年と08年~10年の処方件数の比較をしたものです。
以下の通りです。
02~04年と08年~10年の処方件数比較
向精神薬の種類 6~12歳 13~18歳
抗精神病薬 1.58倍 1.43倍
抗うつ剤 1.04倍 1.37倍
ADHD治療薬 1.84倍 2.49倍
抗不安・睡眠薬 0.67倍 1.11倍
厚労省研究班は、医療機関での子供の受診機会が増えていることだけでなく、大人用を子供に処方していることが多く、さらに種類の異なる向精神薬を併用して処方している現状に、「子供を対象に効果や安全性を確かめる治療を進めるべきである」としました。
今回の調査結果は説得力に欠けるように思えます。やはりSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)の日本での処方開始からのデータを表す必要であります。理由は、1998年まで横ばいであったうつ病患者が、パキシルを始めとするSSRIが発売された1999年から2005年までのおよそ5年で、うつ病患者が急激に増えている(約44万人→約92万人)という事実があるためです。
上記の比較表を99年からと比較するともっと恐ろしいことになっているのです。
SSRIの発売から心療内科などの精神科をかかげる病院数は急増し、うつ病患者数が2倍以上になっているのは、どう考えてもおかしいのです。
つづく
02年~04年と08年~10年の処方件数の比較をしたものです。
以下の通りです。
02~04年と08年~10年の処方件数比較
向精神薬の種類 6~12歳 13~18歳
抗精神病薬 1.58倍 1.43倍
抗うつ剤 1.04倍 1.37倍
ADHD治療薬 1.84倍 2.49倍
抗不安・睡眠薬 0.67倍 1.11倍
厚労省研究班は、医療機関での子供の受診機会が増えていることだけでなく、大人用を子供に処方していることが多く、さらに種類の異なる向精神薬を併用して処方している現状に、「子供を対象に効果や安全性を確かめる治療を進めるべきである」としました。
今回の調査結果は説得力に欠けるように思えます。やはりSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)の日本での処方開始からのデータを表す必要であります。理由は、1998年まで横ばいであったうつ病患者が、パキシルを始めとするSSRIが発売された1999年から2005年までのおよそ5年で、うつ病患者が急激に増えている(約44万人→約92万人)という事実があるためです。
上記の比較表を99年からと比較するともっと恐ろしいことになっているのです。
SSRIの発売から心療内科などの精神科をかかげる病院数は急増し、うつ病患者数が2倍以上になっているのは、どう考えてもおかしいのです。
つづく