「ローテーションダイエット」(→RD)をご存じですか?「どのような食材も同じものを4日に一度以上の頻度で食べてはいけない」というものです。

理論的に「RD」の特徴は、アレルギーを起こす分子をとり過ぎないということです。さらに、アレルゲンは間を置きながら少しずつ体内に入ってきているので、T細胞が刺激を受けてB細胞を活性化させてくれるという優れた方法です。

この方法で刺激を受けたB細胞は腸管内で阻止抗体として働くので、腸内でこの抗体が働いている限り、アレルゲンは腸壁を通過することが出来ないのです。

栄養素の助けとして、ビタミンAと亜鉛は、その相乗効果で阻止抗体の製造を高め、ビタミンB6、B12、葉酸は阻止抗体形成に不可欠で、ビタミンCとパントテン酸は、抗アレルギー効果のあるアドレナリンホルモンをつくるために必要なので、特にこれらの栄養素は不足させないようにすることが大切です。

ただし、
腸の状態が悪い人(下痢とか大腸炎があるとか)は不適切です。腸壁にできるBリンパ球が多過ぎることで、下痢や炎症がかえって悪化するのです。いずれにしても、専門家抜きにして行わないようにしてください。

心理的にも、この方法は、病気を治すための私の持論でもある「楽観」という状態をつくりあげやすいことがわかっています。アメリカでも、この方法により回復を早くするという実績が多くあります。参考)
忘れること

次に、アレルゲンの感度を抑える療法ですが、日本の医療でも取り入れている病院はあります。ごく少量の抗原を注射もしくは経口で、免疫反応を刺激するという方法です。これは、前述の阻止抗体をつくることでアレルギー反応を軽減していくわけです。ただし、この方法は重度のアレルギーの場合は効果は期待できません(むしろ危険)。