先日、徳島市内の某総合病院を見学させていただきました。ついでに、病院外では診察を終えた人たちに「病院・診察」に関する何項目かのアンケート協力をいただきました。

アンケート調査結果は、担当医や主治医に関して、高齢になるほど「信頼度が高い」でした。「医師が良いか悪いかもわからない」という答えも意外と多かったです。設備や院内環境に関しては、満足・普通・不満の3段階で「満足」が圧倒的に多かったです。

また、別の総合病院での待合場で目にとまったのが、院内案内の映像で、「家庭血圧は上120・下80を超えたらあなたの血圧は高いので注意しましょう」というようなものでした。

つまり、「病人はつくられている」という現実がこのようなことからもわかるわけです。特に60代以降の人が、この数値をまともに受けて130~160あたりの血圧の人が「私はかなり高いんだ」と決めつけてしまう(決めつけられる)ことが問題なのです。
参考)
「高齢化」を理由にするべからず   高血圧?低血圧?   高血圧を考える

56歳の男性で、人間ドックを受けた結果、降圧剤と尿酸降下剤を服用していました。その時の検査数値を拝見したところ、血圧、LDL、尿酸値が少々基準値を上回っている程度でした。細かいことは下記「参考」を読んでいただきたいのですが、平均的な優良体の方の数値と比較するとほぼ同レベルで、常識的に(医学では非常識)これで尿酸値や血圧を薬で下げることは
人間の個体差から判断するにはあまりにも稚拙で尚早です。さらにLDL数値から、保健師の指導で「卵は1個まで」と記していました。何と愚かなアドバイスでしょう。この男性はこのまま薬で基準値を維持し、コレステロールを食事から摂ることを控えていくと、間違いなく本当の病人になります。
参考)
問診と回答例(抜粋)     尿酸を悪者にしてはいけない

(人間ドックの検査結果データ)
2010年(300万人)  異常なし→8.4%(2011年 人間ドック学会)
2011年(313万人)  異常なし→7.8%(2013年 東京新聞朝刊)

つまり100人受けたら90人以上が異常ありとされ、数値異常者が増えているのが現状。

検査結果異常→不安、落ち込み→悪いストレス→再検査→通院→薬漬け→・・・負のスパイラル

医療費削減とはほど遠い「病人はつくられている」のが現実なのです。