ガンになると、糖質を控える理由は、ブドウ糖がガンの主要な餌になってしまうからです。
*餌という表現はあまり適切でないかもしれません。なぜならガン細胞と言えども元々は正常な自分の体内の細胞、つまり仲間であったからです。
ガン細胞は正常細胞より多くのインスリンレセプターがあるがゆえにブドウ糖を取り込みやすいためで罹患中は控えるメリットの方が大きいのです。メリット・デメリットの問題ですから、健康なうちは摂り過ぎない限り問題はありません。
白砂糖に関しては論外です。一切断つことです。黒砂糖、三温糖も同様です。

ガン罹患中に動物性脂肪を控える理由は、特にリンパの流れです。最大の目的は体温を高く保つためで、老廃物はその80%を静脈が、残りの20%がリンパ管へと流れます。リンパ管は多くは脂の流れなので、脂を摂るときは出来るだけ良質の脂を摂ることが必須です。しかし、ガン罹患中はリンパの流れが肉脂によって悪くなります。動物の脂は人間の体内では体温差から固まりやすくなるのが理由です。

対してガン罹患中は、タンパク質を相対的に増やすようにします。ただ、タンパク質は原則として絶対数が優先で、目安は体重の千分の一(60kg→60g)が最低必要です。それぞれの食材のタンパク質含有量を計ったように摂る人がいますが、、病気の人であれ、健康な人であれ、人間の個体差から考えればほとんど意味はありません。気にせずに「タンパク質が多い」という感覚で十分です。炭水化物(糖質)を控えている間は、体内では糖新生(*)が起こっていますから、タンパク質を十分に補う必要もあります。
筋肉を作る主な原料はタンパク質ですから、体温の主な発熱源である筋肉を増やすには栄養では最も影響が大きいものです。また3大栄養素の中でも消化吸収の際に最も体温を上げるのがタンパク質です。さらに、タンパク質は免疫を作るためにも必須の栄養なのです。

(*)「糖新生」 とは、体内でブドウ糖が不足すると自動的に肝臓がブドウ糖を作ることです。ただし、「糖新生」任せにするデメリットも当然出てくるはずです。私の糖質を「断つ」ではなく「控える」という理由を次回記します。