まず、よく誤解のあるのが「むくみ=水分摂取過多」です。実際は全く逆で、むくみというサインには水分をしっかり摂ることが解決法としては正しいのです。

水分は細胞から老廃物を回収して静脈やリンパ管に戻ってきて、最終的に汗や尿として排出されます。そのとき老廃物も一緒に排出されるのですが、体が水分不足だと老廃物を含んだ水を体内にため込み、むくみとなるわけです。つまり、溜まっている老廃物を排出するためには、汗や尿を作る水をしっかり摂る必要があるのです。

男性に比べて女性にむくみが多いのは、筋肉の量の違いです。体内の水は細胞に取り込まれますが、一番多いのが筋肉で、一番少ないのが脂肪です。女性のほうが筋肉が少なく脂肪が多いことから、蓄えられる水分の量が女性の方が少ないためにむくみが発生しやすくなるのです。このことからも、水を摂ることがむくみへの対処としては重要なのです。


塩分の摂り過ぎによるむくみも同じです。体内のNa濃度が高いと薄めるために水が必要なので水を溜めてしまい、結果水を摂ってはいけないと思われがちですが、逆に体内からNaを排出してその分水分を減らしむくみをなくすために水の補給が必要になるのです。

また、むくんだ状態が続くと細胞そのものを傷つけ働きを悪くします。その結果、体内の代謝がうまくいかずいろんな病気の元にもなってしまいます。水分不足や塩分過多によるむくみの解消は水を補給することでほぼ解決できます。飲み方としては、コップ一杯を何回かに分けて飲むのがいいでしょう。


むくみと病気