今回は相談例から紹介したいと思います。
「先日、TVで尿酸が血管を老化させるという内容の番組を見て、閉経後の女性は尿酸値には気を付けなければいけないということ知ったのですが、やはり一度調べてもらった方がいいでしょうか?」という61歳女性から相談がありました。
この女性は、これまで、大した病歴もなく健康に過ごしてこられたということですが、少し運動不足になってきていることは否めないとうことでした。
検査をしたとしても、「余程の基準値離れした数値でない限り心配するだけ損です」とお答えしました。「逆に少し高めの方が返ってこれからの健康状態が保てます」ともアドバイスしました。
私はコンサルタントですから、あくまでもアドバイスであり検査するしないも、仮に結果的に尿酸値を下げる薬に頼るかどうかも私の説明を聞いてから相談者が判断することですが、知っておくべき知識は持つべきです。
女性ホルモンには、免疫を高めるという重要な働きがあり、自己免疫疾患が女性が多いのも男性に比べて女性ホルモンにより免疫力は強く、過剰になると免疫暴走しやすくなるからなのです。
そこで、免疫暴走が起きないように、女性は男性よりも尿酸の量を低く抑えてくれているのです。尿酸こそ血清中にある抗酸化物質のおよそ50%という最も高濃度な抗酸化物質であり免疫を高めてくれる必要不可欠な物質であることから免疫の強弱バランスを整えるために尿酸値を低くしてくれているのです。
激しいスポーツをする人は尿酸値が高く痛風になりやすいということは知られていますが、これも尿酸が運動によるストレスからの抗酸化物質として必要であるからです。人類の歴史をたどると、狩りに出る男性→運動→尿酸を高くする→抗ストレスということではないでしょうか。つまり、女性が女性ホルモンによって男性よりも免疫を高くしている分、免疫の強弱バランスをとるために女性として優先度の低い尿酸をまず低く抑えていると考えるのが妥当なのです。尿酸値が高い
コレステロールと同じで閉経後に尿酸値が上がるのは当然のことであり、必要あって体のために「上げてくれている」ということを知る必要があります。また、プリン体が分解されて尿酸になるときに発生する活性酸素の量を気にすると人間はとっくの昔に活性酸素で滅びています。また尿酸は強力な抗酸化力を持ってるわけですから。
抗酸化と免疫の関わりはビタミンCに起因しており、ビタミンCを体内合成できない人間に尿酸という代替物質を用意してくれたことから始まります。
当然、閉経後は女性ホルモンは著しく減少します。体内は、前述の通り血清中最高濃度の抗酸化物質である尿酸を上げるという手段を合目的に選ぶのです。しかし、人間の体を侮ってはいけません。閉経後、コレステロールを増やして間接的に女性ホルモンを補ってくれるように、閉経後は尿酸値もちゃんと上げてくれているのです。問題とすべきは(何でもそうですが)数値が上がり過ぎているかどうかであって、「上げてくれている」という発想が常識的にいつの間にか医療化と検査の高度化によって揉み消されてしまっているのが現実があるからです。
相談者の女性が見たTVでは、「尿酸の高い状態が続くと血管を老化させいずれは動脈硬化になり~」という内容であったらしいのですが、医療化と検査の高度化によって人間の本来の体内を調整する機能が無視され、新たな病気を生み出す可能性あることを十分に視野に入れる必要があるのと、もっと血管を丈夫にする分子レベルの専門的な食生活を含めた生活習慣を身に着けることが優先であり、TVに登場するような栄養学の勉強もろくにしていない医師が番組開始前にちょっと調べてきた小学生レベルの栄養知識を語り「血管を守るために尿酸は低くしましょう」などと真の解決策を語らない(語れない)ところに情けなささえ感じます。
健全な血管と血液循環は健康の基本です。人間の自然治癒力やその神秘性をもっともっと勉強していくといかに医療化と検査の高度化が足を引っ張っているかがわかります。それを啓蒙していくのが私たちコンサルタントの仕事でもあります。
「先日、TVで尿酸が血管を老化させるという内容の番組を見て、閉経後の女性は尿酸値には気を付けなければいけないということ知ったのですが、やはり一度調べてもらった方がいいでしょうか?」という61歳女性から相談がありました。
この女性は、これまで、大した病歴もなく健康に過ごしてこられたということですが、少し運動不足になってきていることは否めないとうことでした。
検査をしたとしても、「余程の基準値離れした数値でない限り心配するだけ損です」とお答えしました。「逆に少し高めの方が返ってこれからの健康状態が保てます」ともアドバイスしました。
私はコンサルタントですから、あくまでもアドバイスであり検査するしないも、仮に結果的に尿酸値を下げる薬に頼るかどうかも私の説明を聞いてから相談者が判断することですが、知っておくべき知識は持つべきです。
女性ホルモンには、免疫を高めるという重要な働きがあり、自己免疫疾患が女性が多いのも男性に比べて女性ホルモンにより免疫力は強く、過剰になると免疫暴走しやすくなるからなのです。
そこで、免疫暴走が起きないように、女性は男性よりも尿酸の量を低く抑えてくれているのです。尿酸こそ血清中にある抗酸化物質のおよそ50%という最も高濃度な抗酸化物質であり免疫を高めてくれる必要不可欠な物質であることから免疫の強弱バランスを整えるために尿酸値を低くしてくれているのです。
激しいスポーツをする人は尿酸値が高く痛風になりやすいということは知られていますが、これも尿酸が運動によるストレスからの抗酸化物質として必要であるからです。人類の歴史をたどると、狩りに出る男性→運動→尿酸を高くする→抗ストレスということではないでしょうか。つまり、女性が女性ホルモンによって男性よりも免疫を高くしている分、免疫の強弱バランスをとるために女性として優先度の低い尿酸をまず低く抑えていると考えるのが妥当なのです。尿酸値が高い
コレステロールと同じで閉経後に尿酸値が上がるのは当然のことであり、必要あって体のために「上げてくれている」ということを知る必要があります。また、プリン体が分解されて尿酸になるときに発生する活性酸素の量を気にすると人間はとっくの昔に活性酸素で滅びています。また尿酸は強力な抗酸化力を持ってるわけですから。
抗酸化と免疫の関わりはビタミンCに起因しており、ビタミンCを体内合成できない人間に尿酸という代替物質を用意してくれたことから始まります。
当然、閉経後は女性ホルモンは著しく減少します。体内は、前述の通り血清中最高濃度の抗酸化物質である尿酸を上げるという手段を合目的に選ぶのです。しかし、人間の体を侮ってはいけません。閉経後、コレステロールを増やして間接的に女性ホルモンを補ってくれるように、閉経後は尿酸値もちゃんと上げてくれているのです。問題とすべきは(何でもそうですが)数値が上がり過ぎているかどうかであって、「上げてくれている」という発想が常識的にいつの間にか医療化と検査の高度化によって揉み消されてしまっているのが現実があるからです。
相談者の女性が見たTVでは、「尿酸の高い状態が続くと血管を老化させいずれは動脈硬化になり~」という内容であったらしいのですが、医療化と検査の高度化によって人間の本来の体内を調整する機能が無視され、新たな病気を生み出す可能性あることを十分に視野に入れる必要があるのと、もっと血管を丈夫にする分子レベルの専門的な食生活を含めた生活習慣を身に着けることが優先であり、TVに登場するような栄養学の勉強もろくにしていない医師が番組開始前にちょっと調べてきた小学生レベルの栄養知識を語り「血管を守るために尿酸は低くしましょう」などと真の解決策を語らない(語れない)ところに情けなささえ感じます。
健全な血管と血液循環は健康の基本です。人間の自然治癒力やその神秘性をもっともっと勉強していくといかに医療化と検査の高度化が足を引っ張っているかがわかります。それを啓蒙していくのが私たちコンサルタントの仕事でもあります。