抗インフルエンザ薬の売り上げとしてはやはりタミフルがダントツでしょう。インフルエンザは世界中で起こっている病気であるにもかかわらず、日本は在庫数が危うくなると海外からどんどん調達しています。そんなことをして外国ではタミフル不足にならないのでしょうか?

答えは簡単で、世界の常識が「インフルエンザは自然治癒する感染症である」だからです。要するに、余っているからいっぱい使ってくれる日本に在庫処理してもらっているわけです。

健康な成人、子供に抗インフルエンザ薬は不要
「インフルエンザ治療薬使用ガイドライン」より~アメリカ疾病予防管理センター

するべきことは、鼻と喉の粘膜を日ごろから弱くしないような体質づくりをすることであり、さらに自分自身の体内でつくるインターフェロン合成能力を高めるための栄養素を不足させないことが大切なのです。

インターフェロン合成には、糖とタンパク質とビタミンAが必要です。そして重要なのがその合成に不可欠な補酵素であるビタミンC。
参考)
ビタミンA不足を見逃さない  栄養素のチームワークで万全  タンパク質と酵素

ちなみに、インターフェロンが体内でどんどん合成されるようになると、NK細胞もかなり活性化されます。

もし、インフルエンザにかかった場合は、熱をしっかり出して、身体と消化管を休ませることです。これは免疫を上げるために酵素を無駄なく働かせるためです。無理に食事を摂るようなことは絶対しないこと。とりあえずは、野菜ジュースとビタミンCくらいを摂っておきましょう。ビタミンCはいくらとってもOKです。というのは、罹患中は(必要あって)相当な吸収力が期待できるからです。あと水をしっかり摂っておくこと。
参考)風邪と栄養素