むくみの原因の大半は静脈の血流の滞りであって、リンパが原因でのむくみはごく一部と言えます。
・脚のむくみに、左右差がある
・以前はむくまなかったのに最近むくむようになった
・手や脚以外がむくむ
このような場合は、循環器系、腎臓、甲状腺に問題があることが考えられます。

ほとんどのむくみは心配する必要のないものですが、以下むくみと病気の関連をいくつか紹介します。

腎臓の場合は、顔が特に(かなり)むくみます。

両足がむくむ→内臓(心臓、肝臓、腎臓)に問題。

片足がむくむ→リンパや血管の流れに問題。

心不全→「脚のむくみ(すねの骨の上を5秒くらい押さえた後凹みがなかなかもどらない。ふくらはぎでやってみて同じ結果であれば睡眠時無呼吸症候群の疑い)、夜間頻尿、階段や坂で息切れしやすい、高血圧、風邪、だるい、疲れやすい、お腹が張る(肝臓の腫れ)、手足が冷える、横になると息苦しいが体を起こすと楽になる」

慢性腎臓病→「むくみ、息苦しい、倦怠、食欲不振、一時的視力低下(かなり進行している)、骨が弱くなる、暑さによる脱水」

尿毒症→「全身がむくむ、かゆみ、だるい、食欲不振、息切れ、吐き気、意識障害、痙攣、眠気、神経症状、出血、免疫低下、高血糖」

甲状腺機能低下症→顔のむくみ、足がつる、だるい、頭痛、倦怠感、耳鳴り、体重減少、貧血、便秘、無気力、汗が出ない、水がたまる、便秘、爪がもろくなる、生理不順、うつ症状、寒がる、不眠、徐脈」

以上、心配な病気の代表的なむくみと一緒に出やすい症状をあげてみました。

スナック菓子やハンバーガーなどの食べ過ぎや白砂糖の摂り過ぎ、ソフトドリンクの飲みすぎ(=砂糖過剰)の人はビタミンB1不足になり、症状としてむくみ、イライラ、物忘れ、ぼんやり、だるい、食欲不振、動悸、息切れ、痺れ」

むくみで悩んでいる人で原因が便秘というケースです。これはリンパの流れが原因となっていることが多く、便秘になると腸が内臓を圧迫してリンパの流れを悪くするためです。

むくみの原因でタンパク質不足(血漿タンパク)などが血液検査で指摘された場合などは、肝疾患、ネフローゼ、栄養失調を疑わなければいけません。

詳しくは割愛しますが、水分不足がかえってむくみの原因になり、「水分=むくみ」と勘違いして水分を控え逆効果になる人がいますので気をつけましょう。