体温は37.0度はほしいところです。脇に挟んで測って37.0度あれば体内中央部分では38.0度はあるはずです。

体温は1度下がると基礎代謝が12%下がると言われていますので大変なことです。

冷え性と低体温は原因からして違ってきます

それでは、これまでの相談例から「低体温」について。

熱を生み出す大半は筋肉ですから、筋肉量が少なくなると体温は低下します。加齢や閉経後などの筋肉量の低下は、運動はもちろんのこと十分な栄養対策が必要です。

低体温と同時に糖尿病の人は「低体温」=「低酸素状態」=「高血糖」の公式が成り立つので、栄養素(ビタミンEなど)での酸素供給能力強化は必須です。

「不整脈っぽい」という感覚を抱く人が意外と多いのですが、これは低体温によって低酸素状態の傾向が強くなり合目的に心臓への酸素供給を優先的に促すわけで、これがおそらく「不整脈?」と感じている可能性があります。

自律神経による血流調整がうまくいかず副交感神経に関わるアセチルコリンの分泌が多くなっているために血流が停滞気味になり体温が低下するケースも多く窺えます。

利尿剤などを服用していると血液粘土を高める結果、血液の流れが悪くなり低体温を助長し免疫を下げ感染症にも罹りやすくなります。