以前に盲腸の手術をしたことがあるということで、直接的原因かどうかはわかりませんが、手術のときの縫合から治癒していくまでのプロセスで腸の癒着が起こることは十分有り得るみたいです。腹腔鏡手術以外の開腹手術ならその原因の確率は高いです。

血管でも傷口ができると血小板が集まってきて血栓ができて傷口を塞ごうとしますね。それと同じで、分子栄養学の人間の合目的性から探ると、手術による傷口を修復するために起こす生体防衛反応が癒着です。すなわち、腸の癒着も①「自己防衛反応」②「自然治癒力」③「自己組織再生能力」のうちの①②が働いた結果起こるものと考えてください。ただし、その部分は活性酸素の温床になりやすいため十分な抗酸化栄養素や活性酸素除去酵素を働かせなければなりませんから、別途に栄養内容をアドバイスします。

 

健全な状態に戻るまでのふだんの食事対策は、腸の癒着ですから当たり前のことですが、一度に沢山食べずに、面倒ですが、数回に(腹分程度を4~5回に分けて)分けて食べるのがいいでしょう。

腸の癒着が起こっているので、かえって食物繊維を多く含む食品は控えてください。腸の蠕動運動を無視して便通の良くなるものは物理学的に考えても腸閉塞を起こしかねません。

現時点で腸閉塞は経験ないということなら、食物繊維の摂り過ぎ以外はそんなに食事内容に気を使うことはないでしょう。ちなみに「どうしても麺類」ということであればラーメンよりもうどんがいいです。

要は、腸の蠕動運動回復を無視するやり方(食物繊維のこと)で便通を良くしようとすることを避けることが大事ということです。逆に言うと腸の蠕動運動を根本的に回復していくことが大切であって、そのために間接的効果法としてビタミンCで乳酸菌の数を増やし、ビタミンEで血行をよくして正常な腸の運動にしていくことです。

下剤は絶対に飲まないように。