40歳男性 バス運転手 病名「喘息」 (2年ほど前から)
抗炎症薬(吸入ステロイド)と気管支拡張薬(長時間作用)

問診の詳細は割愛します。

成人の喘息は近年急増しており、非アレルゲン性という、ストレスや過労などが原因の場合が多いみたいです。この相談者の方の場合もアレルゲンは特定できなかったということでした。

この相談者の方は、炎症によって気道が狭くなっているので長期的に作用をもたらす薬が処方されています。もちろん発作時の薬も重要です。

子供の喘息は成長するにつれて気道も大きくなるので比較的治りやすいのですが、大人の場合はそうもいきません。また、大人の場合は子供に比べて自律神経が乱れやすいのと、喘息に影響が大きいとされる辛い食物であったりタバコの影響が大きく、子供の喘息に比べると相当苦労します。ただし、生姜と唐辛子は逆に喘息に有効です。

湿布薬や解熱鎮痛薬に含まれるアスピリンが原因で喘息を起こす例も多いみたいです。

さて、この相談者の方はコレステロール降下剤を5年以上服用しています。ここにも原因の一つがあり、特にスタチン系の降下剤は気道の収縮の要因になります。

ここでは、栄養素面について記しますが、非アレルゲン性では、予防としては
ストレスと粘膜に対する強化というところでビタミンAとビタミンCを不足させない食生活が重要です。今回のようにすでに罹っている場合は気道の拡張のために、ロイコトリエンという化学物質による気道の収縮を止める必要がありますのでコエンザイムQ10と、プロスタサイクリンという気道を拡張する生理活性物質を活性化するビタミンEをサプリレベルで摂取することが基本です。コエンザイムQ10は前述のスタチン系のコレステロール降下剤によりその働きが抑えられます。炎症を抑えるために今回の事例ではフラボノイド類も大きく貢献できます。
実際にはさらに具体的にアドバイスしております。
マグネシウムは気管支の筋肉を緩めアレルギーの刺激物質に対する過剰反応を防ぎますのでアレルゲン性のケースではかなり有効です。
*月見草オイルも非常に有効ですが、ステロイドを服用している場合は効果は得られないので、予防とか薬をやめられるタイミングが来た時に利用するとよいでしょう。