隠れた病気を知らせるサインでやはり多いのが「疲労」です。「疲れる」というサインは原因がはっきりしているケース(運動のし過ぎ、気の遣いすぎ、働きすぎ・・・)が多いので、心身を休めれば治るわけで、まず病院には行かないでしょうし行く必要もありません。

心配するのは原因のわからない「疲労感」ですが、先日もある中年男性から疲労のことで訪問相談があり簡単な問診をしました。

「とにかく疲れが取れないんです」

疲れる原因は仕事でしたが、「取れない」というのが問題であることは明白です。さらに、これまでは同じ状況でもすぐに疲れは取れていたいたとのことでした。ここ何か月で疲れが取れにくくなったというのも問題視しました。

さらに「全身に倦怠感がある」

筋肉の疲労であれば、「朝は元気で昼になると疲れが出てくる」ということになります。この男性は四六時中です。

問診で甲状腺機能低下症や睡眠時無呼吸症候群でないということも明確でした。

顔を拝見して「①吹き出物らしきものがここ数か月で出てきていること②休んでも疲れが取れない③全身の倦怠感④これまではこんなに疲れが取れないことはなかった

これらの条件が揃うと「臓器の疲れ」を疑うのがセオリーです。確率的には肝臓ですが、病院で検査を受けるよう指示しました。ちなみにアルコールは適度という生活習慣。

結果、「肝炎」でした。