早期発見レベルで0.5㎝~1㎝の大きさになっていますが、その時点でがん細胞は5億~10億個という数に達しています。

健康な人でも毎日およそ5千個のがん細胞が生まれているということですが、がん細胞の最強の攻撃屋であるNK細胞(リンパ球)がいくら頑張ったところで5千個すべてが死滅するわけではありません。つまり年齢的に40歳を超えると誰もが数百万~数千万、60歳を超えると数億個という数になって普通に元気に生活している人もいると考えていいでしょう。よって、150年前にある学者が唱えた「ガン無限増殖論」に疑問(むしろ否定)が生まれてくると言われ始めているのです。すると、老衰死の人の体を開けると体中がガンだらけという結果もうなずけます。

体中ガンだらけなのになぜ老衰になるまで平気でいられるのか?答えは簡単でガンそのものには毒性も何もなく、がん細胞が必ずしも無限増殖すると言えないからです。ただ、リンパ球の能力を超えある程度ガンの塊が大きくなると、物理的に神経を圧迫することで痛みが出たり、器官の管を塞いだりして具合が悪くなります。

ここで問題視するべきが、ある程度大きくなってきたがん細胞を死滅できないその人の免疫力です。

まだ研究途上ですが、NK細胞は超微小のがん細胞(0.1㎜以下)よりも微小レベル(例えば0.5㎜~1㎜以上)の大きさになろうとするがん細胞を優先して攻撃を強化すると考えた方が理屈的に成り立ちます。この理論は近い将来、正式に論文として形にしていきたいと思います。


以前ブログでも記しましたが、ガンは0.1㎜くらいのサイズくらいで、転移するガンなら全身にすでに広がり始めています(臨床データあり)。リンパ球の絶対数が最も重要なガンに対する免疫力を示す判断材料になり、1800個が最低ラインです。それ以下ではがん細胞とは闘えないということになります。

また、NK細胞を最も活性させる(数を増やす)のは、「笑い」です。
   笑うことで、神経ペプチドという免疫機能活性化ホルモンが全身に分泌され血管が拡張し(副交感神経活性)血液量が増えリンパ球(NK細胞など)が大幅に増えます。顔の表情筋が大きく関係してきますので、作り笑いでもOKです。表情筋体操の先生によると、笑うことでかなり体が温まり汗までかくようになるとのことです。これは紛れもなく血液量が増えガンの嫌う体温が上がりリンパ球が増えているということです。3時間頻繁に笑うとNK細胞が平均6倍に増えたという柴田病院の伊丹仁朗先生の報告はあまりにも有名です。

笑いがこんなに大事であれば、家で療養している方がずっと笑える環境が整っています。病院で入院しているときは笑う場面てそうはありませんよ。参考)2013年7月29日付けブログ「笑いと免疫」