「疲労」は意外と複雑?な症状で、例えば、血液検査や尿検査で数値的に明確に診断できるものではありません。ただ、血液中にウイルス抗体が多くなると慢性的な疲労に陥っていることはわかっていますし、免疫障害を患っていることは間違いありません。

コレステロールの薬を飲んでいる人が多い昨今、その副作用から「疲れる」とか「倦怠」を訴える人が増えているのも事実です。現にコレステロール降下薬(スタチン系)をやめるだけで殆どの人は「疲れ」「倦怠感」が解消します。

マグネシウムは、化学肥料や加工食品の氾濫によってかなり不足が深刻なミネラルの一つになっています。調理でも他のミネラルより壊れやすく、汚染された水や空気などもマグネシウムの体内での働きを阻害する要因となっています。

慢性疲労症候群」という病気などは、まず栄養素から見る場合にマグネシウムの不足に目を向けます。硬い筋肉は疲労の大きな原因になりますが、マグネシウムは不足分を筋肉から補ってくるので、筋肉中のマグネシウム不足により筋肉を硬くさせるカルシウムの筋肉流入を防ぐことが出来なくなるためです。

「疲れ」というサインそのものは症状でなく「休めなさい」というアドバイスみたいなものですから、体内の調整の開始を知らせてくれているわけです。

しかし、「疲れ」や「倦怠感」の現れ方と並行する諸症状がありましたら注意して原因を追究していく必要があります。

(以下、「問診分析資料/作・三好康介」より)当てはまる症状が多いほど疑病(その病気なる可能性が高い)とみる。

ごく一部ですが参考まで。

症状)「疲れが取れない 全身に倦怠感」
疑病)肝炎朝は元気で昼になると疲れやすくなるのは筋肉に疲労があると見る。肝炎なら休んですぐ疲れが取れるということはない。

症状)疲れやすい、腰痛、貧血、頻尿、むくみ、食欲不振
疑病)腎臓病尿潜血2+、尿蛋白-の場合は泌尿器科へ。クレアチニンが高いと腎臓内科へ。

症状)「疲れやすい 倦怠 夜間頻尿 高血圧 足のむくみ 手足冷える 階段・坂で息切れ 横になると息苦しいが起きると楽になる 風邪 だるい」
疑病)心不全

症状)「だるい 全身のむくみ かゆみ 食欲不振 息切れ 吐き気 意識障害 痙攣」
疑病)尿毒症

症状)「脚が重い、手がしびれる、体がだるい、白髪が増える、がんなどでの胃の全摘、吸収障害、貧血、認知症状、神経症状」
疑病)葉酸・ビタミンB12欠乏症

症状)「少し動いただけで感じるだるさ 息切れ、動悸 爪が(うすくなるため)変形することがある 20~30代の女性に多い じっとしているがかなり汗をかく、常に汗をかいている状態(体温上昇のため)」
疑病)バセドウ病

症状)「疲労 朝起きた時に頭痛 大きないびき 夜中に目が覚める 喉がかわく インポテンツ 中途覚醒(夜中に目が覚める) 月経不順 肥満 舌が大きい 下あごが引っ込んでいる 顎が小さい 首周りの脂肪 扁桃腺が大きい 気道が狭い 胃酸が上がってくる」 
疑病)睡眠時無呼吸症候群

症状)「だるい 物忘れ ぼんやり イライラ 食欲不振 動悸 息切れ むくみ しびれ」
疑病)ビタミンB1欠乏症

症状)「全身の脱力 筋肉の痙攣 意識障害」
疑病)
低ナトリウム血症