私のところでは、独自の「超問診」を基に、「主訴」~「つながる症状」~という、言わばチャート様に個体差を考慮しながら数百通りの原因追求から対策を見つけていく作業をしております。

ここで今回は「頭痛と腎臓」の関連を簡単に一つの例で説明していきたいと思います。

痛む箇所を押さえると治まる頭痛→疲れやすい→動悸・息切れ→熱っぽさ、だるさ、むくみ→めまい→吐き気→人によっては視野が狭くなる

この流れの場合では、必ず「貧血」を確認します。血液検査結果を持っている人は確認させていただきます。

この流れで一番疑えるのは「慢性腎臓病」です。原因は偏食、アルコール、運動不足などですが、初期段階では自覚がありません。

そしてその根拠を説明します。

腎臓機能低下→貧血→偏頭痛

腎臓機能低下→貧血(腎機能が低下すると赤血球を増やすホルモンが腎臓で作れず骨髄で赤血球の産生が十分に刺激されないため)→脳の血管が拡張(血液量を増やそうとするため)→神経圧迫→頭痛。

頭痛で痛む箇所を押さえると血流を止める→血管収縮→痛み治まる。嘔吐などは脳の痛みを感じる場所に伝わる際に嘔吐中枢を刺激するため。視野が狭くなってくるのは貧血によって脳の視覚中枢の機能が低下するため。むくみも出るが、これは腎臓機能低下で水分と塩分を調節する機能が衰えるため。

ちなみに、慢性腎臓病によるむくみの特徴は、・朝起きてもむくんでいる・午前中から・むくんだ箇所を押しても数時間戻らない・靴下を脱いでも跡が消えない・足だけでなく顔や体中がむくむ。