さて、煙草によってどれだけ遺伝子が損傷を受けているか?これは活性酸素によってどれだけ遺伝子が損傷しているかを尿検査で調べることができます。

DNAの4つの塩基(アデニン、チミン、グアニン、シトシン)の中にグアニンが最も酸化しやすいためにグアニンのヌクレオシドが酸化すると8HdG(8-ヒドロキシデオキシグアノシン)として尿中に検出されます。

と、知りたいところですが、発ガン物質の例えばベンツピレンが煙草からなのか?それとも排気ガス、大気汚染、魚の焦げによるものなのか?どれが一番多く影響しているのか?

ちなみに、魚などの焦げを心配する人もいますが、毎日100トンのお焦げを1年間食べ続けて初めて発ガンするレベルです。ただし、アスコルビン酸やインスタントコーヒーと焦げを一緒に摂ると発がん性物質(ニトロソアミン=胃がんなどの原因になる)が発生する可能性が高くなるので注意です。

タバコの煙の中の、例えば発がん物質ベンツピレンは肺で薬物代謝酵素(染色体15番CYP1A1)によって活性代謝物に変換されます。これがグアニンと付加体を形成して発ガンするわけです。

しかし、この代謝物を人間は解毒する機能をもっています

つまり、人間は活性化機構と解毒機構を持ち、この2つのバランスがタバコや大気汚染などに対する感受性を決めています。これらベンツピレンなどの発ガン物質に対してフィルターの役目を果たし除去するには、常日ごろから、いりこ、ちりめんじゃこ、かつお節、ハマグリ、牡蠣、のり、大豆、ブタレバーなどで核酸を意識して摂り、緑黄色野菜を始め抗酸化力の高い食品、解毒に効果的な亜麻仁を毎日適量摂ることをお勧めします。