中高年に多い前立腺肥大ですが、50歳を過ぎると増加傾向にあります。
昨日、電話相談ですが、63歳男性で前立腺肥大と診断されて生活習慣的に、特に食事の面でどうしたらいいかということでした。夜中のトイレの頻度が2~3回。ご兄弟が昨年に前立腺炎になったのでこれも心配とのこと。

回答(電話相談により簡単な回答になります)
前立腺肥大は放っておくと尿閉(尿道が詰まる)になり、出にくい尿を無理に出そうすることで脳が無理をしすぎて過活動膀胱になる恐れがあります。

排尿時に痛みがなく、熱(高熱)も伴っていないので今のところ前立腺炎の心配はないです。また前立腺炎では急に頻尿になるパターンが多いです。

男性は歳をとるにつれて、男性ホルモン(テストステロン)のレベルが低下して女性ホルモンが優位に立ちます。これがテストステロンを活動的なジヒドロテストステロンに変化させ、前立腺を過剰に刺激して前立腺の細胞の増殖を引き起こし「酸欠」を起こします。まず酸素供給能力を上げる栄養素による対策が必須です。要するに、前立腺に酸素の要求過剰が起こらないような状態すればいいということです。

酸素供給能力を上げるためにビタミンEを当分の間一日400~800IU摂ることを提案。血圧が少々高いということもあるみたいですので念のためにビタミンEを100IUくらいから少しずつ増やしていくよう指示しました。ただ、サプリメントでは1粒あたりの含有量が200IU以上のものが多いため、最初だけリキッドタイプのものを推薦しました。

食品としては、イソフラボノイドが多く含まれる大豆や野菜を積極的に摂ること。

他に栄養素としては、ビタミンA、亜鉛、カリウム、ビタミンB6、EPA、マブネシウムを多く含む食品を積極的に摂るようにアドバイスいたしました。

アルコールやタバコの心配もされていましたが、直接的には因果関係はないと考えていいです。